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【スイス日記2010】7/05 スイスにて禅。

朝はサラダをごちそうになりました。
スイスの野菜はおいしい。高いだけはある。



午後はアトリエにいろいろ物を運ぶとともに、僕の引っ越し。
車をカーシェアリングで借りて荷物を運ぶ。Timさん運転。
荷物が多くて全員は乗れないので僕はトラムで移動。

ちょっと早く着いたので、湖でたたずむ。
ヨットで遊んでる人が結構いる。



なかなか来ない。
アトリエで一人ギターを弾きつつ待つ。
いろいろ写真を撮ったりしてるときに、セルフタイマーでアー写(プロフィール用アーティスト写真)を撮ってみたり。



しばらくして二人が到着。
Timさんの機材。



ミュージシャン垂涎。
フェンダーローズとミニムーグの二段積み!!!!
これが両方とも超いい音するんだよなー。いいなー。
(ちなみに両方とも借りているらしい。)



こんな感じでしばらくセッション。
何も決めずにやっているんだけど、なぜか必ず最後は怪しげな雰囲気になる。笑


その後またexilに移動してライブを観る。
その前に夕食。

近くのケバブとか売っているみせで、ナシゴレン。
久々のライス。とてもうまい。



ライブはNik Bärtschさん率いるRONINというグループ。
毎週月曜はここでやっているらしく、



大きく「月」のマーク。
名刺にも入ってました。

RONINは「zen funk」を標榜しています。禅ファンク、とはなんぞや?と思っていたけど、案外よくその音楽を表していました。
ECMから出してるんだけど、あの雰囲気で、ドラム、パーカッション、ベース、サックス、ピアノの編成。ストイックでクール。変拍子かつポリリズム。あとミニマリズム。って言えば、なんとなくわかります?
ニックさんは日本に半年住んでいたこともあるらしく、「禅」しかり「月」しかり、日本的なものの引用が伺えますが、当然ながら、あくまでも「日本的なものの西洋的解釈」で、グリッドにガッチガチに収まった修行のような音楽でした。

まあその辺は難しい。
日本人の作曲家がオーケストラに和楽器を導入するときですら、同じような問題が常に起きる。そもそも日本古来の音楽は西洋の音楽にはマッチしないんです。オーケストラを日本寄りにするか、和楽器を西洋化するか、どっちかに寄ることに。

そんなことを考えつつ。

夜のチューリッヒ中央駅。



トラムに乗って「うち」に帰る。
一人暮らしの始まり。
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【スイス日記2010】7/04 Red Factory

昨日の疲れか、昼まで寝てしまう。
(しかし、ここひと月は土日含めて猛烈に働いていたので、昼まで寝るなんていつ振りだろうか・・?)

珍しく雨が降っている。
今日は予定もないし、しばらく家でギターを弾いて過ごす。

晴れて来たので、みんなで湖畔に行くことに。
折角なので歩く。



チューリヒ市の紋章にもライオンがいるのだけど、関連はよくわからない。
後ろに見えるのは証券取引場らしい。チューリッヒは金融都市ですものね。
ちなみにFIFAの本部もあります。ちょっと行ってみたい。



チューリッヒ祭りは本日最終日。まだまだ盛り上がってる。
ほとんど遊園地ですね。これ。



水陸両用車体験ができる。2,000円ぐらい。乗りたいけど、しかし高いなー。



こんな感じの湖畔沿いをずっと歩く。
気持ちいいが、途中人ごみに何度か阻まれる。



目的地、Rote fabrikです。
ここはホール、劇場、レストランなどが一体となったアートの複合施設です。
ここでアーティスト・イン・レジデンスの募集をしていて、puma mimiさんがめでたく審査に通ったんです。半年滞在できて、アトリエと住居が用意される。今までビザなし滞在の3ヶ月ギリギリをスイスで過ごし、また日本に帰り、そしてまたスイスに行く、という繰り返しだったmimiさん、ようやく腰を落ち着けられます。



アトリエに向かう。
壁は中も外もグラフィティだらけ。



アトリエ。広っ!
バスケのコートぐらいはある。
「音楽制作」だけではもったいないので、ここでPVを撮るとか、何か作品を作るとか、いろいろ考えているらしい。楽しみですね。いやしかし羨ましい。

アトリエを出てトラムで二駅。今度はアパートの方に。



こじんまりとしていて、なかなか落ち着く。いいな。

今僕はtimさん宅にお邪魔しております。3DKのアパートの一部屋をお借りしているのですが、僕らの他にもう一人、ハンガリーの女性が住んでおり、現在帰省中の彼女がしばらくすると帰ってくるのですね。そうするとちょっと四人では狭いよね?ということになり、僕がこっち(rote fabrikのほう)に移動することになりました。

海外で一人暮らし!
一週間ほどですが。ちょっと不安。でも去年のフランスースペイン一人旅に比べれば全然なんてことない。



夕飯。rote fabrikのレストランで。
屋外で湖を眺めつつ食べる。
これはegliという湖でとれる魚のフィレ。細かく刻んだトマトとバジルのソースとよく合う。すごくさっぱりとしていてヘルシーな感じ。
これは25フランだから、2,000円ちょいですね。やっぱちょっと高いか。

rote fabrikの壁に思わぬ人、いや、猫のサインを発見。



こわっ。笑
ファズのやつ、いつの間にスイスに?

【スイス日記2010】7/03 Your generation?

朝は普通に起きて、午前中は買い物に行ったり個人練習をしたり。

この日は夕方からのワールドカップ準々決勝にあわせて、パブリック・ビューイング的なイベントに出演。



EXILというクラブです。
割と最近できたらしいのですが、機材がすばらしい。



ギターアンプがBOGNER!
ちょっと調べてみたら、これは中国製の別ラインで手軽な値段で買えるやつらしい。
でもね、これいいですよ。ちょっと欲しくなった。音の立ち上がりが早くて、そのままズドンと前方に発射されるような力強い音がします。日本だと上下で10万ぐらいで買えるっぽい。・・・いやもちろん買いませんよ?バッドキャットあるし。(妻に言ってます)



こんな感じで観ます。
アルゼンチン対ドイツ。やはり圧倒的にドイツファンが多いか。



マラドーナの「神の手」ゴールの油彩。笑
これいいよ。これもほしくなる。
他にもロナウドとかバルデラマとかの絵が飾ってある。こういうとこ流石にセンスいいんですよね。

ドイツがイングランドを4-1で蹴散らした試合は日本で観て、もうなんというか一方的なイジメのようなえげつない試合で、今回のドイツは本当に強い、とは思っていたのですが、そういう統制のとれたチームを倒すのはアルゼンチンのような「はまると強い」チームかと思っていて、いい試合を期待したのですが・・・・・。

もうとんでもない。
今回のドイツはよく走るし、パスもつながるし、守備も強固だし、フィニッシュは正確だし、そして何より若い!!!
完全にアルゼンチンを子供扱い。メッシもイグアインもテベスもマラドーナも何もできない。



これ三点目かな?会場は当然ながら大騒ぎでした。
途中少ないアルゼンチンのファンがひっそりと会場を後にしていました。
残酷だ。

一試合目が終わって、二試合目が始まるまでサウンドチェック。



Tim and Puma mimiは「Happy sushi chocolate groove」だそうです。

サウンドチェックが終わって、しばし休憩。
クラブの外がなんというかチルアウトスペースみたいになっていて、そこで休憩。



壁に貼ってあるスイス代表のポスター。守護聖人になってる。うん確かに。



本日の夕飯。
そこで出してる食べ物から好きなものを一つ選べる。
サーモンのパスタ。黄色いのはどうやらレモンのソースらしく、ちょっとすっぱい。
これでも1,500円ぐらいはする。



スペイン対パラグアイ。
観てる間に何回もパラグアイの代わりに日本が出てることを想像してしまう。
きっと日本の選手たちはもっと悔しい思いをしてるんだろうなー・・・。

堅牢なパラグアイの守備に手を焼くスペイン攻撃陣。これだったら日本もある程度はやれたのではないか、なんて思ってしまう。スペインはまだ本調子じゃないのかな?それでもしぶとく勝っている。次はドイツ??



楽屋がしっかりあって、壁にVHSの膨大なコレクション。
the whoのヴィデオを観る。TV番組でライブ演奏。司会の人に「曲名は何?」と聞かれたロジャーが「my generation」と答えると、すかさず司会が「your generation?」と聞き返す。やりとりがおかしい。最終的にアンプとかドラムとか破壊の限りを尽くすんだけど、ロック史に残る名シーン、とかじゃなくて、なんかドリフのオチみたい。

ようやくライブスタート。夜10時ぐらい。



ちなみにドラムはマルセロ。一年ぶりに再会。相変わらずのナイスガイ。でかい体でドスドスと叩く。

この日は二本やりました。二本目は12時ぐらい。
あんまりお客さんいない(昨日の祭りとかぶってる)んだけど、なかなか盛り上がり、アンコールまで。なぜかアンコールのかけ声が「Diego, Armando, Maradona!!」なんだよね。笑

終了後そのまま朝まで。
僕は先に帰らさせてもらって泥のように眠る。

【スイス日記2010】7/02 マイナーコードのサンバが聞こえる。

朝わりと早めに起床。時差ぼけにはなってないようだ。
パンとチーズな朝食をいただく。
あいかわらずスイスのパンとチーズはうまい。

この日はまず練習。
去年PAをやってくれたロウリーさんのアトリエにいく。
彼はアーティストなんですね。いろんな工具が置いてあるアトリエの奥で練習。

早めに切り上げて、アパート近くのイタリアンカフェみたいなとこで、ワールドカップのオランダ対ブラジル戦を観る。



ちょっと遅れていったら、もうすでにロビーニョの一点目が決まっていた。
しかし、試合はオランダが押しているようだ。
スイスの人達は圧倒的にオランダを応援。おしいプレーがあるとオー!と声を出して反応。
試合はその後ご存知の通り、スナイデルが二点決めて(一点はオウンゴールってことになったけど)オランダの歴史的勝利!多いに盛り上がるスイス人達。
インテルミラノ型の守備重視カウンター戦術がこのワールドカップの流行ですが、そういうチームにどうやって勝つか、というのをオランダが見せてくれました。それにしてもレベル高かった。

しかし、ブラジルが負けるとは・・・。
つまらないチーム、と揶揄されてはいましたが、その代わり実力・実績は申し分なく、決勝までは来るかな、と思っていたので結構びっくり。

一緒に観てたpuma mimiさんが、
「今頃ブラジルではマイナーコードのサンバが聞こえそうだね。」
とうまいこと言う。

ブラジルの人達がどれだけ落ち込んでるのか、っていうのはちょっと想像できない。

--

この日は、なんと四年に一度のチューリッヒ祭りの日。
100万人来るらしい。
timさんはあんまり人ごみに行きたくなさそうだったけど、連れてってくれました。

祭りは湖畔の広い地域で行われています。
陸ルートは人で沢山なので、川ルートで湖畔にアクセスしてみることに。

もよりのボート乗り場に行くと、次のボートがくるのは30分後らしい。
それだったら次のとこまで歩こうか?ということになり歩く。

たくさんの人達が飲み物片手に盛り上がっている。
いろんなところから、いろんな音楽が聞こえる。



こういう遊園地にあるようなものがいくつか仮設で設置されていた。
チューリッヒにはそういうテーマパーク的なものはないらしく、こういう祭りのときだけ乗るんですね。

しばらく歩くと、次のボート乗り場が。
ちょうどボートが来たところ。小走りで乗り込む。



いやあ、ボートいいねー、たのしみだねー、などと思っていたら、ボートがUターンを始める。

あれ?
これって来た道を戻ってるよね??

思わず三人で笑ってしまう。
結局さっきの停留所へ向かってた。そのまま、またUターンして乗り込んだ停留所で降りる。なんかただの遊覧船になってしまった。

そこからまた歩く。
途中で夕飯を食べることに。
僕もmimiさんも去年食べた「コルドンブルー」が食べたい!とリクエスト。



でかっ。
皿からはみだしそうなサイズ。ちなみこれ2,000円ぐらいです。ちょっと高いけど、日本でもトンカツ屋さんでヒレカツ定食とか頼んだらそれぐらいだものね。
味はもちろんうまい。
でも去年のやつのほうがジューシーでおいしかったかも。

その後もしばらく散策。
爆音でDJがまわしている公園みたいなとこに行く。



ふと気づく。この雰囲気。
これってまさに「夏フェス」ではないですか。
開放感と音楽とアルコールと出店。
そっか。フェス、っていうのは文字通りこんな感じの祭りなんですね。
それをそのまま日本に持ってきてるんだ。なるほど。

日本は日本で独自の「祭り」をやったらいいのに、と思う。
音楽祭り?



空を見上げれば、曲芸飛行の編隊。
すごいギリギリのテクニック。
美しい。
「スカイクロラ」を思いだす。

【スイス日記2010】7/01 10kgぐらいオーバーしてもなんとかなる。

ちょっとさかのぼって成田。

預ける荷物は20kgの制限があって、でも家でスーツケース持ったら「持てるんだったら20は大丈夫でしょう。」と妻も言っていたので安心してたら、チェックインの時にふと思う。

あれ、ギターの重さ計算にいれてないよね?

去年の悲しい経験をふまえ、今年はちゃんとハードケースで持っていったのですが、これって結構重いんです。

おそるおそるスーツケースとギターをはかりに載せると・・・

30.6kg!!!!!

なんと10kgオーバー。
とてもあせる。

「5kgオーバーまではこちらでサービスさせて頂くのですが、それ以上は・・・。」とカウンターの女性に言われる。

ちなにみいくらかかるんですか?と聞くと、ちょっと言いずらそうに、

「55,000円です・・。」

ごまんごせん!
そんなアホな!飛行機代と同じになっちゃうよ!

ここで判断しないといけない。
ギターを除いてスーツケースだけはかると約22kg(それでもオーバーしてるんですが)。
するとギターが8kgで、じゃあスーツケースから荷物をよけるとしたら何キロだせばいいのか????混乱して簡単な計算ができない。ギターを宅配で家に送り返す、という選択肢がちらつく。ギターは一応スイスで一本用意してもらっているんです。しかし、ちゃんと自分の(本当は妻のですが)ギターを持っていきたい。うーーん。

と黙り込んで考えてしまっているところに、上司らしき女性が来て、
「こちら(ギターのこと)は手荷物で持ち込んでくださって結構です。ただ、搭乗員に大丈夫かどうか確認させます。それで持ち込めないとなった場合は申し訳ないのですがお預けになってください。チャージはかかりません。」と言われる。

なんか、ギターは機内に持ち込めることになり、結果オーライ?
でもトランジットの時は持ち込めるかわからない、とも言われ、いまのやり取りを英語でやんないといけないのかなぁ?と考えるとちょっと憂鬱なるが、去年のバルセロナとかの経験を思い出し、ここは強くならないといけない、と思い直す。

--

成田から直接ドーハに行くのではなくて、一度関空に立ち寄りそこでまたお客さんを乗せてました。一時間ぐらい待ってからドーハへ。たぶんトータル14時間ぐらい。ほとんど寝る。

ドーハに着いたのは朝4時ぐらい。トランジットは3時間ぐらい。
自分の乗るチューリッヒ行きはチケットにゲート番号が書いてないので、しばらく電光掲示版を観ていたのですが、それまでに出発する飛行機が結構多いようで、チューリッヒ行きはまだ見えない。
しかたないので本を読みつつロビーで待つ。
ブブゼラを持ったおそらく南ア帰りの人なんかも見かける。

出発まで一時間半ぐらいになっても、まだ掲示に出てこない。
ちょっと不安になる。
もう乗り込んでたらどうしよう?なんて思い、もう直接ゲート間を歩いて探すことにする。
そんなに大きい空港ではないので、しばらく歩くと無事チューリッヒ行きが見つかる。ステータスを確認すると・・・・

「go to gate」

あいてる!
あぶね!もう開いてるよ!

急いでゲートに向かうが、本当にたった今開いたみたいだった。ちょっとあせったが無事に搭乗。ギターも何も言われなかった。

そこからさらに六時間ぐらい。機内では「1Q84」のBOOK3を読む。最近ずーっっっと忙しくて読めてなかったのです。やっと読めた。ちょこっと出てくるチューリッヒのとある場所に行こうと心に決める。チューリッヒ空港にまさにランディングするときに読み終わる。

--

今年も世話になるtimさん達と再会。しばらく休んでからちょっと散歩がてら夕飯に。



野外でバーベキューみたいにして焼いてくれるソーセージ。とビール。
ワールドカップの話などする。スイスはスペインに勝ったからね。

噴水で遊ぶ子供。なんとも平和な風景。


川沿いを歩く。
文字通り「アート」なグラフィティ。


ピカソとかロスコとか。面白い。

その後川沿いでもう一杯。
いいですか皆さん、これがスイスの夏、夜九時の過ごし方です。


こんな感じで日が暮れるまではのんびりするらしい。
ちなみに暮れるのは22時ぐらいからで、夏はライブハウスとか人が入らないのでやらなかったりするそうです。

時差調整のため、日が暮れるまでがんばって起きる。その後はぱったりと就寝。

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