朝わりと早めに起床。時差ぼけにはなってないようだ。
パンとチーズな朝食をいただく。
あいかわらずスイスのパンとチーズはうまい。
この日はまず練習。
去年PAをやってくれたロウリーさんのアトリエにいく。
彼はアーティストなんですね。いろんな工具が置いてあるアトリエの奥で練習。
早めに切り上げて、アパート近くのイタリアンカフェみたいなとこで、ワールドカップのオランダ対ブラジル戦を観る。
ちょっと遅れていったら、もうすでにロビーニョの一点目が決まっていた。
しかし、試合はオランダが押しているようだ。
スイスの人達は圧倒的にオランダを応援。おしいプレーがあるとオー!と声を出して反応。
試合はその後ご存知の通り、スナイデルが二点決めて(一点はオウンゴールってことになったけど)オランダの歴史的勝利!多いに盛り上がるスイス人達。
インテルミラノ型の守備重視カウンター戦術がこのワールドカップの流行ですが、そういうチームにどうやって勝つか、というのをオランダが見せてくれました。それにしてもレベル高かった。
しかし、ブラジルが負けるとは・・・。
つまらないチーム、と揶揄されてはいましたが、その代わり実力・実績は申し分なく、決勝までは来るかな、と思っていたので結構びっくり。
一緒に観てたpuma mimiさんが、
「今頃ブラジルではマイナーコードのサンバが聞こえそうだね。」
とうまいこと言う。
ブラジルの人達がどれだけ落ち込んでるのか、っていうのはちょっと想像できない。
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この日は、なんと四年に一度のチューリッヒ祭りの日。
100万人来るらしい。
timさんはあんまり人ごみに行きたくなさそうだったけど、連れてってくれました。
祭りは湖畔の広い地域で行われています。
陸ルートは人で沢山なので、川ルートで湖畔にアクセスしてみることに。
もよりのボート乗り場に行くと、次のボートがくるのは30分後らしい。
それだったら次のとこまで歩こうか?ということになり歩く。
たくさんの人達が飲み物片手に盛り上がっている。
いろんなところから、いろんな音楽が聞こえる。
こういう遊園地にあるようなものがいくつか仮設で設置されていた。
チューリッヒにはそういうテーマパーク的なものはないらしく、こういう祭りのときだけ乗るんですね。
しばらく歩くと、次のボート乗り場が。
ちょうどボートが来たところ。小走りで乗り込む。
いやあ、ボートいいねー、たのしみだねー、などと思っていたら、ボートがUターンを始める。
あれ?
これって来た道を戻ってるよね??
思わず三人で笑ってしまう。
結局さっきの停留所へ向かってた。そのまま、またUターンして乗り込んだ停留所で降りる。なんかただの遊覧船になってしまった。
そこからまた歩く。
途中で夕飯を食べることに。
僕もmimiさんも
去年食べた「コルドンブルー」が食べたい!とリクエスト。
でかっ。
皿からはみだしそうなサイズ。ちなみこれ2,000円ぐらいです。ちょっと高いけど、日本でもトンカツ屋さんでヒレカツ定食とか頼んだらそれぐらいだものね。
味はもちろんうまい。
でも去年のやつのほうがジューシーでおいしかったかも。
その後もしばらく散策。
爆音でDJがまわしている公園みたいなとこに行く。
ふと気づく。この雰囲気。
これってまさに「夏フェス」ではないですか。
開放感と音楽とアルコールと出店。
そっか。フェス、っていうのは文字通りこんな感じの祭りなんですね。
それをそのまま日本に持ってきてるんだ。なるほど。
日本は日本で独自の「祭り」をやったらいいのに、と思う。
音楽祭り?
空を見上げれば、曲芸飛行の編隊。
すごいギリギリのテクニック。
美しい。
「スカイクロラ」を思いだす。
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