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[swiss日記0726] 11日目:チューリッヒ

この日帰国する妻を見送りに空港まで。
この先二週間はひとりかぁーと少しさみしく思う。

でもそんなことを思ってる暇もなく、家に帰ってから旅行の計画を練る。
ユーレイルグローバルパスというのを日本で買っていて、もともとライブ間の空き日程でヨーロッパをまわろうと思っていたのだ。

約1週間。
予定はだいたいこんな感じ。

7/27 ベルン。その後パリへ移動。パリ泊
7/28 パリ。パリ泊
7/29 パリ二日目。夜行でビルバオへ移動。ビルバオ泊
7/30 ビルバオ。夜マドリードへ移動。マドリード泊。
7/31 マドリード。夜バルセロナへ移動。バルセロナ泊。
8/01 バルセロナ。夜行でミラノへ移動。ミラノ泊。
8/02 ミラノ。夜チューリッヒへ戻る。

うまくいけばこれで行けるはずなんだけど、果たしてうまくいくかどうか、とても不安。
そもそも海外の一人旅が初めてなので、もろもろが心配だ・・・。
あと、お金ね。そんなに資金がないので、毎日切り詰めないと・・。

などと思いつつ、この日は3人でビールなど飲みつつゆっくりする。
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[swiss日記0725] 10日目:ニヨン、ジュネーヴ(パレオフェスティバル3日目)

まずホテルを出て、



ホテルの人の車で最寄り駅まで送ってもらう。
でホントは別の所に行きたかったんだけど、うまく行ける電車がなくて、この日もジュネーブに。

スウォッチがやっている博物館みたいなのがあって、そこに行ったのですが、そのうち1フロアがギャラリーになっていて結構良かったです。



これ欲しかったなー。約30万。

スウォッチのコレクションが年代別に並べられているのですが、すごい量。しかもいろいろ。



こんなのも。

その後パレオ戻り。
santigoldなど観る。カッコ良かった。

翌日の朝早くにチューリッヒに帰る。
パレオの三日間はあっという間だった・・・。
また来年も出られるといいんだけど。

[swiss日記0724] 9日目:ニヨン、ジュネーヴ(パレオフェスティバル2日目)

とてもいい天気。



パレオのパスは三日分もらっているので、今日は純粋にフェスを楽しみます。

その前に、開始まで大分時間があるので、少し観光をと思い、ジュネーブへ。
ジュネーブはニヨンから電車ですぐです。
同じ湖に面してる街です。



すごい高い噴水。
スイス各地で高さを競っているらしい。
これは140mだったっけな?

しばらく歩いた後、まず食事。

ところで、スイスの物価は結構高いです。
ヨーロッパ1高いとも言われています。

なのでレストランに入るときは絶対に値段をチェックしないといけないのですが、うまそう!と思って思わず入ってしまったタイ・インド料理屋にて。



グリーンカレー、約2500円。

うーーん。高い。
妻と二人で結局ランチだというのに7000円ぐらい取られる。いたたた。
おいしかったですけどね。高い代わりにどこで何食べてもだいたいおいしいです。スイス。

しばらく歩く。



やはりクラシックな街並。

でもジュネーブはご存知の通り、世界の様々な機関が集っている都市です。国連関係とかね。
あと、有名な「スイス銀行」も沢山あります。
スイス銀行っていうのは、そういう名前の銀行があるわけじゃなくて、いくつかのプライベートバンクの総称らしいです。
それらの顧客はみんな資産一億以上の大富豪とか、そんな人ばかりだとか。
とにかくセキュリティが堅牢で、情報を絶対に外に漏らさないことで有名なのですが、犯罪に使われることも多く、対外的な圧力を受けて、今はそこそこ情報公開しているらしいです。
あと、スイスはEUに加盟していない。
するかどうかの国民投票(スイスは大事なことは国民投票で決める)が何回かあったのですが、いずれも否決されたそうです。ただ、賛成派の割合が若い人の間で増えてるらしく、この先はどうなるかわかりません。

いずれもそうですが、スイスの特色を表してますね。
永世中立国を宣言して、どこの国にも影響されないインディペンデントな国家運営。
カッコいいですよね。
ただそのかわり、当然ですが、自分の国は自分で守らないといけない。
だから兵力もかなりのものだし、ちょっと前までは核シェルターの設置が義務つけらていたそうです。

ジュネーブでいくつか観光した後、パレオに戻る。
またバックステージでドリンクを拝借しつつ、いくつかのライブを堪能。

この日はテントではなくフェス側がおさえているホテルに宿泊予定だったのですが、2駅ぐらい離れているんです。
昼間にホテルに電話して、チェックインが遅くなるけど大丈夫?とか最寄り駅は?とか聞いた後、パレオフェスティバルに来てるんだけど、どの交通機関で行けばいいの?と聞いたら、アーティスト?と聞かれ、そうだ、と答えたら、フェス側に聞いてくれ、シャトルがあると思うよ、と言われました。

なので、フェスのインフォメーションで聞くと、即座に「TAXI」と言われました。ああやっぱそうなの?とちょっとガッカリしていたら、別のステージのバックステージで「パレオ発ホテル行きシャトル運行表」っていうのが貼ってあって、あれやっぱりシャトルあるの?と思い、その辺のスタッフに「あのシャトル(シャトルの発音が難しくて、全然伝わらないんだけど)って乗れるの?」と言うと、あなたはここのステージのアーティスト?と言うので、違う、と答えたら、あなたのステージのバックステージで聞いてみて、と言われる。

今度は自分とこのバックステージへ。シャトルのことを聞いてみると、どこかに電話してくれる。で、メモ用紙に何事かフランス語で書き込んで、この紙をメインのアーティスト用インフォメーションで見せて、と言われる。どうも何かに乗せてくれるらしい。

ライブをいくつか見た後、そこに行って紙を見せてみると、何かあったかいものでも飲む?なんつって少し待ってたら、アーティスト専用のホテル直行車が。あるんじゃん!!

なぜ、ホテルを押さえた時点でそのインフォメーションをくれないのか、また、なぜその情報がスタッフに行き届いていないのか、と思う。日本とはその辺が違いますね。結構アバウトなとこが多いです。

で、その日はホテルでばったりと寝る。

[swiss日記0723] 8日目:ニヨン(パレオフェスティバル1日目)

この日はついにパレオ・フェスティバルへ。
PA担当のロウリーさんとカメラ担当の少年達3人、tim & puma mimi、僕と妻、の総勢8人で車に乗って向かう。



この少年達が若くてねー。なんと16歳。
アートスクールに通ってるんだとか。
一番右にいる子が横浜トリエンナーレのバッグを持っていたので、あれ?それどうしたの?と聞くと、僕の父がアーティストで、トリエンナーレに出品したんだ、だって!すごい。
彼らはお酒は飲まなかったけど、煙草は吸ってたね。確か、スイスでは煙草は年齢制限がないんですよ。

で、車で約3時間。
ニヨンという街にあるフェスティバル会場に到着!
テンション上がる。

バックヤードに乗り入れて、機材を運び込む。
ちゃんと出演者用のスペースとバーが用意されていて、飲み物は飲み放題でした!!
まぁ、当たり前のことなのかもしれませんが、そういうの初めてですごく嬉しかったなぁー。



早速セッティング。



これがなんか超長い。
リハも含めると1時間半ぐらいやってたのでは?
途中、いかにもフランスっぽいおっさん(ニヨンはスイスですが、フランス語圏です)がステージに大声で乱入してきて、フランス語で何事かまくしたてている。腕時計をさしているので、「いつまでやってんだおまえら!もう時間過ぎてるぞ!」というようなことを言ってるのかと思い、えーどうすんの?的雰囲気が広がる(こちらはフランス語のわかる人がいない)。別のPAの人(パレオの人。もちろんフランス語が使える)が話をしたら、なんか知らないけどすんなり納得した様子であっさりOKになり、さっさとステージを降りて行く。あっけにとられる僕達。後で聞いた話では、その人はラジオの人で、電波のチェックをしたいから5分だけ演奏をやめてくれ、と言いにきたらしい。全然そんな感じじゃなかったよ!笑

これは妻がリハの間せっせと作っていました。さすがこういうの得意ね。



その後テントサイトへ。
僕らアーティストですが、夜寝るのはテントなんです。
(いやもちろんホテルもあるのですが、有料。次の日は僕たち夫婦はホテルに泊まりましたが、この日はテント。)



初テント張りですが、なんとかこなす。っていうか簡単だよね。

その後食事へ。
やはりバックヤードにアーティスト専用のレストランがあり、そこで使えるチケットを二枚もらったのだ。
ここぞとばかりにステーキを食う。



ビールも頂く。出番まで結構時間あるからいいよねー?なんて思いつつ。

しばらく会場内を散策。
スタートが結構遅くて、18時ぐらいから。
一日の主演アーティスト数もそんなに多くなくて、20ぐらいかな?
ただ、それが5日間あります。
今年でもう36回目だったけな?とにかく結構歴史のあるフェスなんですね。
昔は「パレオ・フォーク・フェスティバル」だったらしい。

これがメインステージ。



チケットはオールソールドアウト、ということで最初っから結構入ってます。
この時やっていたのはTAKANA ZIONというもう直球のレゲエバンドで、カッコいい。
「If you love your brother, if your love your neighbours, if you love your enemy, say Jah!!」とか言って超カッコいい。

その後はまたステージ裏に戻り、ライブの準備。
弦を張り替えたり、練習したり、着替えたり、緊張したり、緊張をほぐしたり。

いよいよ出番。
ステージ直前。



開始。
結構入ってる。
フェスに来てるお客さんだから、とにかく盛り上がりたくてウズウズしている、といった印象。
反応がいい。

バンドはなかなか本調子とはいかない。
小さいミスを重ねながらもなんとか切り抜けて行く。



途中僕が長いギターソロを弾く曲があるのですが、そこで大盛り上がり。
ちょっと見た目を派手にしてみたんですけど、よかったみたい。

その後バンドの調子は相変わらず。
そして、ボーカルのpuma mimiさんの調子がなんかおかしい。
後ろで見ていて、いや凄い頑張っていてフロントマン(ウーマンか)として頼もしいんだけど、なんかヘン。

でもオーディエンスはおおいに盛り上がっている。
途中妻が浴衣で登場(ライブで使用するリンゴを持って行く役)したらさらに盛り上がる。
そのままライブ終了。
わき起こるアンコールの声(モーオオモーオ!って歌うやつ)。
曲を用意していなかったので、一度やった曲をもう一度やりました。
4人でカーテンコールみたいにおじぎして退場。

バックステージに帰ってきたpuma mimiさんの様子がおかしい。
おなかを押さえて座り込んでしまった。
どうしたの?と心配する男3人。
なんでも、ライブ開始時からずーっっとおなかが痛かったそうで、パフォーマンスも100%とはいかなかったらしい。
いやでもよく頑張ってましたよ。

ビールで乾杯。とりあえずは無事終わって良かったのと、あー終わっちゃったなーーーー、という気持ちとが交錯する。



その後はしばらく会場内をうろつく。
何人か「さっきのライブ、超良かったよー!!」と声をかけてくれる。とても嬉しい(この現象はその後2日間続きました)。
サイン求められたり。妻もサインしてました。笑

この日は早めに切り上げる。
テントですが、スタッフ・出演者専用のテントサイトらしく、なんと温水シャワーが。
なのでシャワーを浴びて就寝。
寝袋がちょっと短くて、肩口が寒かった。

[swiss日記0722] 7日目:ヴァルス、サン・モリッツ

この日は朝早くから起きてまた温泉へ。
こんな感じです。



ここもツムトールさんの設計。いろんな種類の石を使って作られています。
中は青い光とキラキラした水の光でとてもきれい。幻想的。リラックスします。



こんな風に外にもあります。
外気がかなり冷たいけどね。
ちなみにここの温泉の温度(プールごとにちゃんと表示してある)は確か35度でした。
日本人には結構ぬるいですが、まぁ、泳いだりするからね。
中には42度のものもあって、それは結構日本人的に、あー気持ち良いって感じでした。

その後朝食。
たくさんの種類のパンやチーズ、ヨーグルト等が並ぶ。
お茶の種類も沢山あって、中にはこんなのも。



おー!日本茶だ!
と思わず手に取る。味はうーん、まぁまぁ。でもあるだけで嬉しい。

それにしても、目の前に広がる緑の風景を見ながら食べる朝食は格別。



今までで最高の朝食だな、と思いつつ食べる。

その後、もうちょっとゆっくりしたいなーと思いつつ、これからの移動のことを考え早々とチェックアウト。

またイランツ、クールと来た道を戻り、今度はそこからサン・モリッツへ向かう。

クール、サン・モリッツ間はアルブラ線というのだけど、なんとそれが世界遺産に登録されているんですね。
渓谷にかかる古い橋や山をくりぬいたトンネルなんかを通りつつ、ずーっと山の中の景色です。

途中、超有名なランドバッサー橋があって、どこのパンフレットでも紹介されているほど有名なんですが、行ってみたら・・。



修復中!
しかも赤い!(スイスだからかなぁ)

この橋に電車がさしかかると、気を利かせてゆっくり走ってくれるんですけど、車内の人達みんな困惑してましたね。

約2時間かかって、サン・モリッツ着。



おー。日本語で「サン・モリッツ」。
箱根登山鉄道と提携してるらしく、箱根から寄贈されたんですね。
(じゃあ箱根には「Hakone」のプレートがあるのかな?)

駅からさらにバスに乗り、コルヴァッチという山に登るためのロープウェイ駅へ。



結構高い所を進むので、ちょっとこわい。でも景色は素晴らしい。
途中でロープウェイを乗り換え、さらに登る。
山頂付近に近づくと、さっきまであんなに見晴しが良かったのに、だんだん霧につつまれて、着いた頃にはもう周りは真っ白でした。
駅から出て展望台みたいな所に行ったのですが、何も見えない。笑
ただただ白い。
しかも寒い。

それでもしばらく粘っていると一部視界が開けて、氷河がちょっと見えました。



ここは標高3000メートルを超えているので、高山病になるかもよ?と妻(こないだペルーで高山病を体験済)に言われてたのですが、大丈夫じゃない?と大して気にしてなかったら、バッチリ気持ち悪くなりました。
妻もなんか気圧の関係で耳がつまり、うまく抜けないらしい。
もうどうせ何も見えないので、お茶を飲んでさっさと下山。

ロープウェイ駅でバスを待っている頃には、僕はすっかり良くなったのですが、妻はずーっと苦しんでいる模様。しかも痛いらしい。見かねたのか、別のご夫婦が妻にガムをくれる。これ噛んだら少し良くなると思うわよ?大丈夫?という感じで。
このご夫婦、モロッコ人の旦那さんとスイス人の奥さんで、なんとペンフレンドだったそうです。
で、旦那さんがスイスに来て結婚したと。もう20年前とか言ってたかな?
いやーしかし、そういうのってあるんですねー。

その後はまた来た道を戻り、夜にチューリッヒへ帰りました。

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