とてもいい天気。
パレオのパスは三日分もらっているので、今日は純粋にフェスを楽しみます。
その前に、開始まで大分時間があるので、少し観光をと思い、ジュネーブへ。
ジュネーブはニヨンから電車ですぐです。
同じ湖に面してる街です。
すごい高い噴水。
スイス各地で高さを競っているらしい。
これは140mだったっけな?
しばらく歩いた後、まず食事。
ところで、スイスの物価は結構高いです。
ヨーロッパ1高いとも言われています。
なのでレストランに入るときは絶対に値段をチェックしないといけないのですが、うまそう!と思って思わず入ってしまったタイ・インド料理屋にて。
グリーンカレー、約2500円。
うーーん。高い。
妻と二人で結局ランチだというのに7000円ぐらい取られる。いたたた。
おいしかったですけどね。高い代わりにどこで何食べてもだいたいおいしいです。スイス。
しばらく歩く。
やはりクラシックな街並。
でもジュネーブはご存知の通り、世界の様々な機関が集っている都市です。国連関係とかね。
あと、有名な「スイス銀行」も沢山あります。
スイス銀行っていうのは、そういう名前の銀行があるわけじゃなくて、いくつかのプライベートバンクの総称らしいです。
それらの顧客はみんな資産一億以上の大富豪とか、そんな人ばかりだとか。
とにかくセキュリティが堅牢で、情報を絶対に外に漏らさないことで有名なのですが、犯罪に使われることも多く、対外的な圧力を受けて、今はそこそこ情報公開しているらしいです。
あと、スイスはEUに加盟していない。
するかどうかの国民投票(スイスは大事なことは国民投票で決める)が何回かあったのですが、いずれも否決されたそうです。ただ、賛成派の割合が若い人の間で増えてるらしく、この先はどうなるかわかりません。
いずれもそうですが、スイスの特色を表してますね。
永世中立国を宣言して、どこの国にも影響されないインディペンデントな国家運営。
カッコいいですよね。
ただそのかわり、当然ですが、自分の国は自分で守らないといけない。
だから兵力もかなりのものだし、ちょっと前までは核シェルターの設置が義務つけらていたそうです。
ジュネーブでいくつか観光した後、パレオに戻る。
またバックステージでドリンクを拝借しつつ、いくつかのライブを堪能。
この日はテントではなくフェス側がおさえているホテルに宿泊予定だったのですが、2駅ぐらい離れているんです。
昼間にホテルに電話して、チェックインが遅くなるけど大丈夫?とか最寄り駅は?とか聞いた後、パレオフェスティバルに来てるんだけど、どの交通機関で行けばいいの?と聞いたら、アーティスト?と聞かれ、そうだ、と答えたら、フェス側に聞いてくれ、シャトルがあると思うよ、と言われました。
なので、フェスのインフォメーションで聞くと、即座に「TAXI」と言われました。ああやっぱそうなの?とちょっとガッカリしていたら、別のステージのバックステージで「パレオ発ホテル行きシャトル運行表」っていうのが貼ってあって、あれやっぱりシャトルあるの?と思い、その辺のスタッフに「あのシャトル(シャトルの発音が難しくて、全然伝わらないんだけど)って乗れるの?」と言うと、あなたはここのステージのアーティスト?と言うので、違う、と答えたら、あなたのステージのバックステージで聞いてみて、と言われる。
今度は自分とこのバックステージへ。シャトルのことを聞いてみると、どこかに電話してくれる。で、メモ用紙に何事かフランス語で書き込んで、この紙をメインのアーティスト用インフォメーションで見せて、と言われる。どうも何かに乗せてくれるらしい。
ライブをいくつか見た後、そこに行って紙を見せてみると、何かあったかいものでも飲む?なんつって少し待ってたら、アーティスト専用のホテル直行車が。あるんじゃん!!
なぜ、ホテルを押さえた時点でそのインフォメーションをくれないのか、また、なぜその情報がスタッフに行き届いていないのか、と思う。日本とはその辺が違いますね。結構アバウトなとこが多いです。
で、その日はホテルでばったりと寝る。
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