この日は朝早くから起きてまた温泉へ。
こんな感じです。
ここもツムトールさんの設計。いろんな種類の石を使って作られています。
中は青い光とキラキラした水の光でとてもきれい。幻想的。リラックスします。
こんな風に外にもあります。
外気がかなり冷たいけどね。
ちなみにここの温泉の温度(プールごとにちゃんと表示してある)は確か35度でした。
日本人には結構ぬるいですが、まぁ、泳いだりするからね。
中には42度のものもあって、それは結構日本人的に、あー気持ち良いって感じでした。
その後朝食。
たくさんの種類のパンやチーズ、ヨーグルト等が並ぶ。
お茶の種類も沢山あって、中にはこんなのも。
おー!日本茶だ!
と思わず手に取る。味はうーん、まぁまぁ。でもあるだけで嬉しい。
それにしても、目の前に広がる緑の風景を見ながら食べる朝食は格別。
今までで最高の朝食だな、と思いつつ食べる。
その後、もうちょっとゆっくりしたいなーと思いつつ、これからの移動のことを考え早々とチェックアウト。
またイランツ、クールと来た道を戻り、今度はそこからサン・モリッツへ向かう。
クール、サン・モリッツ間はアルブラ線というのだけど、なんとそれが世界遺産に登録されているんですね。
渓谷にかかる古い橋や山をくりぬいたトンネルなんかを通りつつ、ずーっと山の中の景色です。
途中、超有名なランドバッサー橋があって、どこのパンフレットでも紹介されているほど有名なんですが、行ってみたら・・。
修復中!
しかも赤い!(スイスだからかなぁ)
この橋に電車がさしかかると、気を利かせてゆっくり走ってくれるんですけど、車内の人達みんな困惑してましたね。
約2時間かかって、サン・モリッツ着。
おー。日本語で「サン・モリッツ」。
箱根登山鉄道と提携してるらしく、箱根から寄贈されたんですね。
(じゃあ箱根には「Hakone」のプレートがあるのかな?)
駅からさらにバスに乗り、コルヴァッチという山に登るためのロープウェイ駅へ。
結構高い所を進むので、ちょっとこわい。でも景色は素晴らしい。
途中でロープウェイを乗り換え、さらに登る。
山頂付近に近づくと、さっきまであんなに見晴しが良かったのに、だんだん霧につつまれて、着いた頃にはもう周りは真っ白でした。
駅から出て展望台みたいな所に行ったのですが、何も見えない。笑
ただただ白い。
しかも寒い。
それでもしばらく粘っていると一部視界が開けて、氷河がちょっと見えました。
ここは標高3000メートルを超えているので、高山病になるかもよ?と妻(こないだペルーで高山病を体験済)に言われてたのですが、大丈夫じゃない?と大して気にしてなかったら、バッチリ気持ち悪くなりました。
妻もなんか気圧の関係で耳がつまり、うまく抜けないらしい。
もうどうせ何も見えないので、お茶を飲んでさっさと下山。
ロープウェイ駅でバスを待っている頃には、僕はすっかり良くなったのですが、妻はずーっと苦しんでいる模様。しかも痛いらしい。見かねたのか、別のご夫婦が妻にガムをくれる。これ噛んだら少し良くなると思うわよ?大丈夫?という感じで。
このご夫婦、モロッコ人の旦那さんとスイス人の奥さんで、なんとペンフレンドだったそうです。
で、旦那さんがスイスに来て結婚したと。もう20年前とか言ってたかな?
いやーしかし、そういうのってあるんですねー。
その後はまた来た道を戻り、夜にチューリッヒへ帰りました。
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