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this is it + anvil



寒くなってきましたね。
日当りのいい時間帯を猫は逃しません。

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THIS IS IT

幻に終わったロンドン公演のリハーサル風景がメイン。
近年のマイケルのイメージは体調が悪くて思うようなパフォーマンスができないのかな?という印象だったのですが、なんのなんの。齢50にしてあの動き。あの歌。全然カッコいい。

世界中から集められた超一流のダンサー、ミュージシャン、スタッフの中心となって、ファミリーを作り上げるマイケル。的確に指示を出し、要望を伝え、問題点をクリアにしながらショーの完成度をあげていく。

少しだけいらついた感じで指示を出すシーンがあるのですが、その後に言うのが、
「怒ってるんじゃないよ、愛だよ。L,O,V,E。」
という、なんともマイケルな台詞。厳しいけど、すごく優しいんですよね。

さすがにリハーサルなので、本気の歌唱シーンはあまりないのですが、デュエット曲(I Just Can’t Stop Loving You)でパートナーのヴォーカリスト、Judith Hillの熱唱につられ、思わず本気を出すマイケル。「まだリハなんだから、声を使わせないでよ。」なんて。このシーンはこみあげてしまう。

二時間近く、とにかくマイケルの魅力再発見、という感じであっという間なのですが、見ながらずっと「あー、でもマイケルもう見れないんだなー・・・」という思いが離れませんでした。

最後の美しいショットで映画が終わった時、あー終わっちゃった、もっと見ていたかった、と心から思いました。マイケルありがとう。

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バックバンドの女性ギタリストがまだ若そうだったのですが、余裕しゃくしゃくで「Beat it」のソロを弾いてたりして。かなりうまい。

この子です。オリアンティ



ソロも出してるみたいですが、こちらはエイヴリル・ラヴィーン的パンク路線。売れそう。

マイケルバンドの女性ギタリストと言えば、この人ですね。ジェニファー・バトン



髪に電飾が仕込んであって、ステージ上で光るっていう。笑
ジェニファーは僕が行っていた音楽学校の卒業生でもあります。僕がまだそこに通っていた頃、ジェニファーがライブ/クリニックで来校したのですが、これがもー超絶。学生から「Beat it」のソロ本当に弾けるの?なんて意地悪い質問が出た時、オーディションで弾かされたわ、といって目の前でことも無さげにあのソロを弾ききり、場内から拍手が起こったのでした。

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アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち

Anvilというカナダのメタルバンドのドキュメンタリー。

20年以上前、日本で大々的なHR/HMのコンサートがどっかのスタジアムであったのですが、メンツが、スコーピオンズ、ホワイトスネイク、ボン・ジョヴィ(!)、という凄いラインナップ。そこにアンヴィルも出てたんですね。その時のライブ映像から映画が始まる。
他のバンドはその後売れて有名になったのに、アンヴィルは・・・というと、ヴォーカルの人は学校給食の配達員、ドラムの人は解体作業者。それぞれ別に仕事をしつつ、ロックスターになる夢をあきらめきれないまま、50になってもずっとバンドを地道に続けているのですね。

トレイラーです。



これ見るとだいたい何があったのかわかってしまうのですが、最後の「ロックスターになるんだ!」ってとこ。泣けます。

全てのバンドマン、もしくはバンドマンでない人も必見。つまり全員必見。
現実はつらいが、それでも頑張って生きて行くのだ。
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kaiji



本文とは、あまり関係ありません。

「甲斐路」かな?

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カイジ 人生逆転ゲーム

原作は知略、謀略のはりめぐらされたスリリングな頭脳戦、で、それが凄く面白かったのですが、その辺はさすがに映画版では結構省略。しょうがないとはいえ、ちょっと残念。
その辺をすっぱり諦めて、映画的エンタテインメントに重心を置いているような作りです。

例えば、あの「鉄骨渡り」ですが、あれは漫画より映画の方がずーっっと怖い。
漫画のときはそんなに怖いと思わなかったけど、映画では足がすくむ。

「ざわ・・・ざわ・・・」や「キンキンに冷えてやがる!」など、原作の名場面はちゃんとあって、原作読んだ人は結構楽しめるのではないかと。

その「キンキンに」のシーンは、地下労働施設に送り込まれたカイジが、久しぶりに超冷えたビールを飲むシーン、なのですが、カイジ役の藤原さんは、そのシーンのために大好きなお酒を一ヶ月我慢したそうです!!すごい役者根性。「撮影ではノンアルコールビールだったのですが、それでもすごくおいしかったので、そういう顔が出来てると思います。」だって。

あと、利根川役の香川照之ね!原作のイメージとは随分違うけど、この人しかいないと思わせる存在感。最後のEカード勝負のときとか、圧巻です。

あとは、兵藤の影が少し薄いのが残念だなー。
まぁ、時間的に難しかったとは思うのですが、原作では兵藤との対決がクライマックスですからね。
つーか、兵藤こそがカイジの真の敵なわけですから。

まぁ、全体的には結構面白かったです。
楽しめましたよ。

空気人形/ちゃんと伝える

ん?


あ!


さよなら。


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空気人形

空気人形(ダッチワイフですね)が心を持ってしまい、レンタルヴィデオ屋の店員に恋をする話。って、もちろんそんな簡単じゃないですが。

脚本に突っ込みどころ(死体はどうやって運んだの?とか)が結構あり、いちいち流れが淀んでしまうのだけど、人形が心を持つ、という段階で、これは完全にファンタジーだから、って言い聞かせつつ観る。

彼女の空っぽの体を、彼の吹き込む息で膨らませるシーンと、その後嬉しくなって、部屋の中で浮かぶシーンがとても印象的。

空気人形は韓国のペ・ドゥナさんが。かなり大胆に脱いでいてちょっとびっくりする。最初の方では空気人形はただの人形なのですが、とあるシーンから彼女にスイッチ。それが不自然に見えないほど、彼女の演技は完璧に人形だった。カタコトの日本語が可愛らしい。

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ちゃんと伝える

突然父がガンで倒れ、それまでほぼ関係を断っていた息子が心を入れ替えて親孝行するのだけど、実は自分の方がずっと重いガンだった、というような話。

息子役がEXILEの人で、僕はあんまりEXILEにいい印象がなかったので、あんまり期待していなかったけど、これが結構好感の持てるいい演技だった。なんか、とにかく真面目なんですよね。(最初「眠い」演技で目をこすりながら登場したときは、どうなることかと思いましたが。笑)

自分は今までろくに親孝行もできなくて、これからと思っているときに自分が先に死ぬなんて、これ以上の親不孝ないじゃないですか!と医者の前で叫ぶシーンにグッとくる。

問題の「釣り」のシーンですが、あれは僕はなんとなくわかりますけどね。エキセントリックな行動ではあるけど、そうせざるを得ない何か、はちゃんと描かれていたように思います。

最後、恋人に「ちゃんと伝え」た後の、その彼女の台詞が泣かせる。
彼女もまた、まっすぐな演技でとても良かった。

園監督は、実際お父さんにこの作品を捧げていて、やはり自分と父親との間にあった何かしらを昇華させる必要があったのでしょうか、パーソナルな温度感が映画を通して感じられます。

symbol + dear doctor



エルモからエサをもらうファズ。

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ここ数ヶ月、映画はかなり観ているのですが、その中から二本だけ。

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しんぼる


評判がかなり良くなく、収入も苦戦しているということだったので、ちょっとフォロー。

僕はかなり面白いと思いました。
確かに、笑いがベタなのは芸人としてはどうなのか、という面もありますが、随分映画らしくなったし、他にはないものを作る、という気概も相変わらず感じます。

途中に挿入される脱出プランをアメコミ風に表現するとことか、おっ、映画っぽい、と思ってニヤリとしてしまいました。

その終わりはどうなのか、とか、メキシコとの絡みが不完全燃焼じゃないか、とか、いろいろあるのですが、それでも見終わってみれば、なんか新しいもの観た、という気分になれます。

「ぴあ」にインタビューが載っていて、その中で、

「自分が酷評にさらされているのは良く知っている。でもそういうのってポイント制みたいに加算されてって、最終的には良いことが起きるんじゃないか、と思ってる。」

というスターならではの身のこなし、が書いてあり、さらに、

「鳴く鳥は撃たれる、のかもしれませんが、鳴かないとしょうがないじゃないですか。」

というのに感動/共感し、僕は俄然応援したくなりました。

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ディアドクター

鶴瓶さんの演技、というか、あのキャラクターに尽きる。あの人ホント凄い。
周りの共演陣もはまっている。
凄く面白いです。おすすめ。

だいたいここ(西川監督のインタビュー)に書いてあるので、是非どうぞ。

で。これがローリング・ストーンズの「dear doctor」です。



監督シブいですよね。
劇中の音楽もブルースだったし。

burn after reading



九十九里浜の片貝海岸に行きました。

日差しもそれほど強くなく、風が涼しく、ちょうど過ごしやすくて良かったです。

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バーン・アフター・リーディング」を観ました。

コーエン兄弟で、ジョージ・クルーニーが主演で、ブラッド・ピットまで出演のコメディー、ということで、これが面白くない訳ないだろう、と思いつつ行ったのですが、うーん。いまいち。
コメディーなんでしょ?という先入観が良くなかったのかも。冒頭、いきなりシリアスなスパイ映画タッチな導入部に、あ、ちょっと間違ったかも、と思わされる。実際そんなに笑えるシーンはない。かといって、サスペンス的に盛り上がるかと言えば、それほどでもない。「衝撃の結末!」なんて言ってるけど、ちっとも衝撃なんてない。「え?これで終わり??」って感じでした。

ただ、ブラッド・ピットのバカな演技は最高。バカなんだけど、いい奴なんだよね。好感が持てます。変な話ですが、これを観て、あーブラピってやっぱ演技うまいんだなーと感心してしまいました。

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