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changeling



昨日母から電話があり、仕事がどうとか健康がどうとか一通りすませたあと、「そういえば、チェンジリング面白かったわよ!」と言っていたので、そういえば予告見たけど、なんか面白そうだったような?と思い、映画の日だったので観に行きました。

あ、今妻が仕事(というか社内旅行か)で北京に行ってるんです。なので、久しぶりに一人で映画。

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約80年前の実話が元になっています。
母と息子、二人で幸せに暮らしていたのですが、突然息子が失踪。必死に探す母。半年後に警察から「見つけた」と連絡があり、喜んで駅に迎えに行くと、そこにいた少年は別人だった・・・。

というミステリーのような始まりですが、警察(LAPD)の腐敗を暴く社会派ドラマでもあり、連続殺人犯によるサイコホラーのようでもある。これが散漫になってしまいそうなところ、ダークでクラシックなトーン、自ら作曲した音楽で、一本筋の通った人間ドラマとして描ききるクリント・イーストウッドは本当に凄い。権威が全てではないですが、アカデミーで監督/作品賞を2度取っているのは伊達じゃない、と思い知らされます。

今年のアカデミーでは結局惨敗したわけですが、いやいや。かなりいいですよ。おすすめです。

母役はアンジェリーナ・ジョリー。僕はアンジーを映画で観たの初めてですが、「トゥームレイダー」「ウォンテッド」のイメージ(私がセクシーでクールよ。アクションならまかせて!)だったので、もうびっくり。超演技派じゃないですか!なんて重厚な演技なんだと感激してしまいました。

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ところで「チェンジリング」って意味知ってます?
「取り替え子」という意味なんですね。

なんか勝手に、リングを交換するイメージを持ってしまいましたが、そもそもringじゃなくてlingなんですね。こういう場合、別の邦題でも良かったのでは・・・・。
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Shine a Light

ザ・ローリング・ストーンズ『シャイン・ア・ライト

ローリング・ストーンズの初期メンバー、ブライアン・ジョーンズは若くして死んでしまったのだけど、その死にメンバーが関係しているという陰謀説があって、それを僕は高校生のときに読んで真に受けてしまい、それ以来なんとなくストーンズは避けていたのです。

30超えてから徐々に聞くようになったんですけどね。

そんなストーンズのライブ・ドキュメンタリー。
監督はマーティン・スコセッシ。

冒頭、セットリストがなかなか決まらなくてやきもきする監督と、一見いいかげんで我が儘ながら、ちゃんとオーディエンスのことは考えているミックとのやりとりが面白い。

開演。

ギリギリで監督のもとに紙が運ばれて来て、
「セットリストでました!!」「1曲目はなんだ!!」なんて。
(ってこのへんのやり取りは演出だと思いますが・・。面白い。)


で、1曲目「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」!

映画の雰囲気もここまでとガラリと変わり、大画面+大音響を生かしたライブ体験に。

こっからはもうストーンズの音楽にどっぷり。
カメラはちゃんとメンバーのいいとこを押さえてるし、音もすごくいい。
キースとロンのギターはちゃんと左右に分かれているんだけど、ソロになるとセンターになったり。


途中昔のインタビュー映像が出てくる。
「どれぐらいまで続けるつもりですか?」という質問に、

デビュー3年目のミック
「続けて来れてラッキーだと思うよ。あと2年はできるんじゃないかな?」

40歳(たしか)になったミック
「もちろん60までやるよ。(笑うミックとインタビュアー)」


当時、60までロックする、という言葉を誰が信じていただろうか。

でも目の前には65になってもキレキレのミックが。
しかもストーンズは単にノスタルジー供給工場になっていなく、現在も貪欲に探求しつづけている。

演奏はけっこうしんどくて、サポートメンバーにかなり助けられている面もあるけど、別にいいのだ!と思わされる。


蜷川さんのを見たのと同じ日だったので、比較して考えてしまうのですが、人工的なものの中に現れてくる現代的な悲しみのようなもの、はいかにも今風の表現でそれはそれでアリだと思うのですが、やはりそれはオルタナティブな価値観で、「生きる」ことの実践というか、単純に言うと「命を燃やす」ストーンズの方がグッとくるし、示唆的なんじゃないか、と思ったりして。


あと、キースがしょっちゅう演奏の手を休めて他のプレイヤーの肩に寄っかかって微笑んでいるシーンが何度もあって。
とても印象的でよく覚えています。
バンドはいいよねー、と改めて思わされるいいシーン。


ラストも気が利いてます。


是非映画館で観るべき!

となりに座っていた年配のカップルが、もう前のめりに観ていて、曲が終わる度に拍手してた。
たぶん、すっごいストーンズが好きで、この映画を楽しみにしてたのでしょう。

そういうのって、すごくいいですよね?

WALL-E

えー、こないだ誕生日でした。

もう35。
自分でもビックリです。

人生も折り返し地点に来たのかなーなんて、漠然と思います。

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誕生日は豊洲のららぽーと内にあるユナイテッドシネマに行きました。

あそこプレミアムシートがあるんです。
ペアで5000円。

まぁ、普段行くにはちょっと高いけど、こういうときにはうってつけですよね?

専用のラウンジもあって、東京湾の夜景なんかも見えてナイス。(でも部屋の明かりが窓ガラスに反射して、ちょっと見にくいんですけどね・・)

--

妻からとても素敵なプレゼントを頂く。

なんかねー、ああいうのは世界に一つしかないものなので、とても感激する。

--

そのあとここ一年ぐらいずっと楽しみにしてた「WALL-E」を観る。

まずなんせセリフが少ない。

その分身振りや表情での感情表現が多彩。これほんと凄い。
ウォーリーの仕草一つ一つがとても愛しくて、感情移入してしまう。

映像も美しいし、脚本もしっかりしてるし、ユーモアも感動もある。

初期ピクサーの「これがCGなの??』という驚きは、現在ハイレベルすぎてもうそういう次元ではなくなった。

雑念無しに、純粋に映画として楽しめる。



・・そうなると、若干終わりの方に不満があるといえばある。


世の中、うまくいくことばかりじゃないからねー。
それも隠蔽するようなエンディングに若干違和感。

でもあれがハッピーエンドじゃなかったらトラウマだよなーーー。
(もう、お願い!戻って!ってすごーく思ったので、実際はホッとしたんです)

とはいえ、ファンタジーだものね。夢を見せないと。


何はともあれ、ピクサーの歴代作品のなかでもかなり好きな方です。DVD出たら買っちゃうかも。

おなじみ、本編前のショートムービーも最高です。
ぜひとも映画館でどうぞ。

the bucketlist

キシャー!



こんばんわ。ファズです。
歯科検診とかいう忌々しい行為に思わず歯をむいてしまいました。


しかも、一年前と比べて1kg太ったからって、

「人間だったら10kg増ですよー」って余計なお世話よ!失礼しちゃうわ!


・・・ここの獣医には前にも来た覚えがあるわ。

そういえばその時、スタッフが正面から写真を撮ろうとするのだけど、私は写真が大嫌い。
横になったまま一瞥をくれてやりました。

そしたら・・・



500匹ぐらいの写真の中で、私だけ顔が横!
ひどいわ!

みんな澄ました顔で写りやがって・・。まったく、猫としてのプライドはどこに行ったのかしら・・・。


--

その後、私の飼い主二人は新宿に映画を観に行ったらしいわ。
この暑い日に物好きよね。ほんと。

観たのは「最高の人生の見つけ方」とかいうあやしい自己啓発本みたいなタイトルの映画よ。

なんでわざわざそんな映画を観たかといえば、本当はジャッキー・チェン主演の「ドラゴン・キングダム
を「酔拳のマネがしたいから」というしょーもない理由で観に行ったのだけど、まだ公開してなくて(ちゃんと調べてから行きなさいよ!)、そのとき目に入った「モーガン・フリーマン&ジャック・ニコルソン」の主演二人に、これなら間違いないだろう、と思ったかららしいわ。

割とありがちな人生訓についてのストーリーではあったけど、主演二人の演技が圧倒的で、結構楽しんだらしいわ。脚本も丁寧で意外な伏線をしっかり回収してくとこなんか、主人の好みだったらしいわ。


それにしても、なんでこの邦題なのかしら。

原題は「the bucketlist」。

直訳だとちょっとわからないけど、要は「棺桶リスト」。つまり、死ぬまでにやることを書き出したリストのことよ。

まさにこのリストを軸にして話が進んでいくのだから、最低でもタイトルは「バケット・リスト」として、副題が「最高の人生の見つけ方」で良かったのではないかしら??

ジャック・ニコルソンも来日時のインタビューで言っていたわ。
「黒澤明の「羅生門」もそのままで充分通用する言葉になっている。だから私は映画のタイトルを変えるのには反対なんだ。」

--

場所は、リニューアルオープンしたばっかりの新宿ピカデリー



白で統一とか、ガラス張りとか、ありがちだわ!
すぐ近くの新宿バルト9と真っ向勝負する気みたいだけど、大丈夫かしら。

でも、オリジナルフォントやプレミアムシートとかクロワッサンとか、独自のサービスはなかなか素敵だわ。
シネコンってどこも似たり寄ったりですものね。


しかし、ひとつ言わせてもらうわ。

今回は一番上のフロアでの上映だったのだけど、ロビー階からエスカレーターしかないのはどうゆうことよ!
どんだけ時間かかると思ってんのよ。
案の定、時間ギリギリだったり、遅れて入ってきた客が結構いたわ。

今更改善は出来ないと思うから、ちゃんとアナウンスした方がいいわよ。早めにご入場ください、ってね。


二足歩行



--

ぐるりのこと

リリー・フランキーさんはいいですね。
素と演技の微妙なラインなんだけど、独特の味があります。今回の役は絵描きでもあるし、ぴったり。
木村多江さんもすばらしい。
彼女が壊れて二人が激しくぶつかるシーンが生々しい。というか、身に覚えがあるというか・・・。笑

その後、天井画を描くことによって再生していく妻。
そのプロセスを暖かく見守る夫。

完成した天井画を見上げながらそっと手を繋ぐシーン。

あのシーンについて、うちの妻が

「なんで長年連れ添った夫婦があんな中学生みたいな手のつなぎ方をするのかね?」なんていうので、確かにそうだな、と思いつつ、再生のプロセスを経て新たに二人の関係が始まるからではないですかね?なんて答えておきました。

--

アフタースクール


最高です。

中盤までは、よくある話。
それなりに面白い。

が、

途中でいきなりやられる。
その後はすべての細かい伏線を回収しつつ、実に見事なエンディング。
スカッとします。

エンドロールが流れてるときに、「あれ、でもあの政治家は?」なんて思ってたら、それすらもちゃーんと拾ってくれます。

面白いだけじゃなくてグッときます。
最後の先生の台詞がすごくいいです。
彼らの放課後はようやく終わるわけですね・・・。


しかし、うちに帰ってきてサイトをみてみたら、

「甘くみてるとダマされちゃいますよ」

だって!超ダマされた!!

--

それにしても大泉洋。
相変わらず他人とは思えません・・・。

スクリーンでよくみると、顔はそんなに似てないけど、全体的な雰囲気がもうそっくり。自分で観てて自分かと思う。

しかもwikiでみたら同い年だった。友達になりたい。

--

「アフタースクール」があまりに素晴らしかったので、同じ監督さんの前作「運命じゃない人」も観る。

同じように凝りまくった脚本・構成。
面白いです。
が、なんとなくこじんまりとしている印象。

でもそれは逆に言うと「アフタースクール」でちゃんとステップアップしてるということですものね。次作にも期待してしまいます。

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