本文とは、あまり関係ありません。
「甲斐路」かな?
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カイジ 人生逆転ゲーム原作は知略、謀略のはりめぐらされたスリリングな頭脳戦、で、それが凄く面白かったのですが、その辺はさすがに映画版では結構省略。しょうがないとはいえ、ちょっと残念。
その辺をすっぱり諦めて、映画的エンタテインメントに重心を置いているような作りです。
例えば、あの「鉄骨渡り」ですが、あれは漫画より映画の方がずーっっと怖い。
漫画のときはそんなに怖いと思わなかったけど、映画では足がすくむ。
「ざわ・・・ざわ・・・」や「キンキンに冷えてやがる!」など、原作の名場面はちゃんとあって、原作読んだ人は結構楽しめるのではないかと。
その「キンキンに」のシーンは、地下労働施設に送り込まれたカイジが、久しぶりに超冷えたビールを飲むシーン、なのですが、カイジ役の藤原さんは、そのシーンのために大好きなお酒を一ヶ月我慢したそうです!!すごい役者根性。「撮影ではノンアルコールビールだったのですが、それでもすごくおいしかったので、そういう顔が出来てると思います。」だって。
あと、利根川役の香川照之ね!原作のイメージとは随分違うけど、この人しかいないと思わせる存在感。最後のEカード勝負のときとか、圧巻です。
あとは、兵藤の影が少し薄いのが残念だなー。
まぁ、時間的に難しかったとは思うのですが、原作では兵藤との対決がクライマックスですからね。
つーか、兵藤こそがカイジの真の敵なわけですから。
まぁ、全体的には結構面白かったです。
楽しめましたよ。
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