エルモからエサをもらうファズ。
--
ここ数ヶ月、映画はかなり観ているのですが、その中から二本だけ。
--
しんぼる評判がかなり良くなく、収入も苦戦しているということだったので、ちょっとフォロー。
僕はかなり面白いと思いました。
確かに、笑いがベタなのは芸人としてはどうなのか、という面もありますが、随分映画らしくなったし、他にはないものを作る、という気概も相変わらず感じます。
途中に挿入される脱出プランをアメコミ風に表現するとことか、おっ、映画っぽい、と思ってニヤリとしてしまいました。
その終わりはどうなのか、とか、メキシコとの絡みが不完全燃焼じゃないか、とか、いろいろあるのですが、それでも見終わってみれば、なんか新しいもの観た、という気分になれます。
「ぴあ」にインタビューが載っていて、その中で、
「自分が酷評にさらされているのは良く知っている。でもそういうのってポイント制みたいに加算されてって、最終的には良いことが起きるんじゃないか、と思ってる。」
というスターならではの身のこなし、が書いてあり、さらに、
「鳴く鳥は撃たれる、のかもしれませんが、鳴かないとしょうがないじゃないですか。」
というのに感動/共感し、僕は俄然応援したくなりました。
--
ディアドクター鶴瓶さんの演技、というか、あのキャラクターに尽きる。あの人ホント凄い。
周りの共演陣もはまっている。
凄く面白いです。おすすめ。
だいたい
ここ(西川監督のインタビュー)に書いてあるので、是非どうぞ。
で。これがローリング・ストーンズの「dear doctor」です。
監督シブいですよね。
劇中の音楽もブルースだったし。
PR