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daido

そういえばこないだ恵比寿に行きました。



恵比寿でエビス。
至福。

--

森山大道展@東京都写真美術館。

会期終了間近に行ったのですが、これが結構な賑わい。

面白いのが、実際カメラをぶら下げてる人が沢山いるんですよね。
これはどういうことですかね?
内部の撮影はもちろんできないので、普段から持ち歩いてる、ってことなんでしょうね。

展示は森山さんの最新作「ハワイ」と、それまでの作品からのピックアップ。

写真展はすごく久しぶりに行ったけど、インパクトあります。

特に印象に残ったのは新宿の写真でした。
よく知ってる電気屋を正面から撮ったのものなのだけど、これは一体どこだ?っていう。異世界に見える。

でもそっちのほうが本質なのかもしれないなーなんて思ったり。

モノクロ写真っていうのは、何撮っても死の気配がしますね。

アラーキーは「アタシが撮ったらなんでも葬式の写真になっちゃう」というようなことを言ってたらしいですが、まさにそういうの。


あと、中期の(スランプ脱出後の?)単に光に着目して対象物をフラットに撮る、みたいなシリーズがあったんだけど、それも面白かった。

何かの表現をやってる人は、どうしても恣意的に作品を誘導したくなる欲望があると思うのですが、そこから離れて、例えばシンプルに「光と陰」だけをフィルムに残そうとすると、逆に見る人にいろんなイメージを持たせることができる、といういい例かと。

でもそういうのは、ホントに難しいですよね。
そういう感覚を持てたらと思います。
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manga

昨日、妻はパリへ行ってしまい、久々に一人(+一匹)で夜を過ごす。


・・・静かだ。笑


一人だと料理など急に面倒くさくなるが、頑張って夕飯を自炊する。

--

今朝7時に起きて、skypeで妻と話す。

飛行機ではぜんぜん眠れなく、映画を3本も観た、と言ってました。
あと、驚いたんだけど、今フランスは夜の10時ぐらいにならないと日が沈まないらしいですよ。

おかげで照明見学(妻は照明デザイナーで、仕事でフランスに招かれています)に行くのも随分遅い時間になるらしい。

今日は一日がかりで即日設計やって英語で発表するらしいんだけど・・・。うまくいったかなぁ・・・。

--

そういえば書き忘れてた。
結構前になりますが、これ行きました。



最後のマンガ展


「バガボンド」の最終回、のようなお話でした。

入り口から出口までストーリーにそって一枚一枚絵が並べられているのですが、絵の大きさ、技法、紙、ライティングにいたるまで、様々な手法を使用し、空間を目一杯利用した新しい「マンガ」表現に圧倒される。

でも、ストーリーが気になっちゃって、味わう暇もなくどんどん先に進みたくなってしまうのですよねー。今思うとちょっともったいない。

見終わって会場を出たとき、あたりまえだけど、全部直筆で、書き下ろしのバガボンドを観たわけで、それでだけで最高に贅沢な体験だったんだけど、なんか、こう、ちょっと素直に最高!と言えない感じが残る。

たぶん、話のオチがちょっとベタで、あんまり好きじゃないんだと思う。
結構具体的に「いかに武蔵が最後救われるか」というようなことが描かれているのですが、ちょっと分かりやすすぎるかなーと。

バガボンド本編は、もっと抽象的でしょう?

見るともなく見る、とか、故に剣はなくともよいのです、とか。
(で、そういうのが好きなんです。)


--


いろいろ考えることがあって、つっこみたい所も結構あるのだけど、これは日本独自のものですから、是非キャプションつけて各国を巡回していただきたい、と思いました。
僕が日本人じゃなかったら、これは絶対見てみたいと思うんじゃないかなーなんて。わかんないけど。

mobile art@yoyogi

ちょこっと猫3。



睨まれました。

--

モバイルアートに行ってきました。

初ザハ建築は、ちょっと安っぽかった。
まぁ、世界中移動するんだからしょうがないけど。
ちゃんとしたやつ見てみたいなーーー。

(余談ですが、代々木競技場の隣にこれを作る、っていうのは素敵なアイデアだと思います)

それでもうねるような有機的なラインはとても美しい。
どうやって作ってんですかね??

--

肝心の中身ですが・・・・、うーん、あまり印象に残らない。


一番何が面白いかって、サウンドウォークなんだけど、それのせいで作品をじっくり見る、という感じにならない。
あっちをたてれば、こっちがたたず、ですかね。

アーティストにはある程度テーマが与えられていたのかな?
直接的にシャネルのバッグを用いた作品もあったりして、「包む」とか「いれる」というような切り口の作品が多かった気がする。(コンテナとか段ボールとかふとん?とか)

あ、このモバイルアート自体がそうか。

ふむふむ・・・。

やはり、もうちょっと時間かけて観たかった、ということになりそうですが、残念ながらもう予約が一杯だそうです。

なんせ無料だものね。
それは本当にえらい。

be adventurous

冒険王・横尾忠則@世田谷美術館



横尾さんの展覧会は、確か原宿のラフォーレでやったやつと、5年ぐらい前にmotでやったやつも見ているので、三度目。

今回は、あ、そういえばやってたなー、なんて感じでノーマークだった。
昨日の夜見つけて早速行くことに。

なんでも糸井重里さんとの対談が10時半からあるっていうんで、朝8時に起きる。
なんだかんだで9時半ぐらいの出発になってしまい、焦る。
ちょっと急ぐ。

なんとか10時過ぎに到着。

会場はすぐわかったけど、対談の場所がわからない。

受付の女性に聞く。



「あのー、対談は来週なんですよー・・・・」





一週間間違えてた!




・・・でも折角来たので観ることに。

--

最近ずーっとモダンアートばかり観ていたので、普通にキャンバスにアクリル、っていうのがまず新鮮。なんか変な話ですが。

「Y字路」シリーズはさらに進化していて、やはり凄い。飲み込まれる。異化作用っていうか、なんか別世界とコネクトしてしまいそう。

習作のようなコラージュ作品が沢山並んでいて、手法的には他の絵画もコラージュ的なのだよなーと再確認。

デザイナー時代の原画が沢山あり、とても興味深い。

--

とにかく、凄くエネルギー使います。つかれた。

こちらの解説おもしろいです。

あと、ここは昔のやつだけど、とても勉強になります。目から鱗です。

turner

英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

とにかくデミアン・ハーストの牛のやつが強烈。

そりゃー賛否両論巻き起こるでしょーといった感じのセンセーショナルな作品。
人によっては嫌悪感とか感じると思うのだけど、僕の第一印象は、あのホルマリンのガラスケースの青や牛そのものが美しい、ということでした。

つまりそれって、モノとして観ているわけだけど、実は本物ですからねー。
よくよく考えると、分断された生(=死)を前に不謹慎なのかもしれない・・。

不道徳な態度を感じながらも、断面を見たい、というどうしようもない好奇心。

断面は、当然ながらもの凄いリアルで、グロテスク。

いろいろ考えさせられます。

--

ターナー賞について何も知らなかったけど、面白ですね。

日本でもそういうのやればいいのに。(知らないだけで、実はあるのかな?)

ひとつの美術賞を軸に現代英国美術の流れを俯瞰する、という試み自体が意欲的で面白いと思いました。


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