昨日、妻はパリへ行ってしまい、久々に一人(+一匹)で夜を過ごす。
・・・静かだ。笑
一人だと料理など急に面倒くさくなるが、頑張って夕飯を自炊する。
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今朝7時に起きて、skypeで妻と話す。
飛行機ではぜんぜん眠れなく、映画を3本も観た、と言ってました。
あと、驚いたんだけど、今フランスは夜の10時ぐらいにならないと日が沈まないらしいですよ。
おかげで照明見学(妻は照明デザイナーで、仕事でフランスに招かれています)に行くのも随分遅い時間になるらしい。
今日は一日がかりで即日設計やって英語で発表するらしいんだけど・・・。うまくいったかなぁ・・・。
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そういえば書き忘れてた。
結構前になりますが、これ行きました。
最後のマンガ展。
「バガボンド」の最終回、のようなお話でした。
入り口から出口までストーリーにそって一枚一枚絵が並べられているのですが、絵の大きさ、技法、紙、ライティングにいたるまで、様々な手法を使用し、空間を目一杯利用した新しい「マンガ」表現に圧倒される。
でも、ストーリーが気になっちゃって、味わう暇もなくどんどん先に進みたくなってしまうのですよねー。今思うとちょっともったいない。
見終わって会場を出たとき、あたりまえだけど、全部直筆で、書き下ろしのバガボンドを観たわけで、それでだけで最高に贅沢な体験だったんだけど、なんか、こう、ちょっと素直に最高!と言えない感じが残る。
たぶん、話のオチがちょっとベタで、あんまり好きじゃないんだと思う。
結構具体的に「いかに武蔵が最後救われるか」というようなことが描かれているのですが、ちょっと分かりやすすぎるかなーと。
バガボンド本編は、もっと抽象的でしょう?
見るともなく見る、とか、故に剣はなくともよいのです、とか。
(で、そういうのが好きなんです。)
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いろいろ考えることがあって、つっこみたい所も結構あるのだけど、これは日本独自のものですから、是非キャプションつけて各国を巡回していただきたい、と思いました。
僕が日本人じゃなかったら、これは絶対見てみたいと思うんじゃないかなーなんて。わかんないけど。