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Art in you

水戸芸術館



宮島達男さんの「Art in you」という展覧会に行ってきました。

会期終了直前、ということで相当の混雑を予想していたのですが、案外少ない人の入り。
うーん。みんなあんまり知らないのかな?
それとも水戸だから、だろうか。(確かに電車で行くのは大変。)

まぁいいや。

いくつか思ったこと。

■Death of Time

カウンターが途切れて闇になっている箇所も、近づいてよく見るとちゃんとカウンターが。
「消えている」ということに意味があるなんて!

■HOTO

命の輝き、みたいなものを「大きさ」で表現するのは難しいですね。
もっと大きいだろう、なんて思ってしまいます。
でも全体的にはあの無骨なフォルムとか悪くないです。
カウンターが規則的に並んでいる、っていうのも新しい気がします。

また、ちょっと関係ない話だけど、青や白のLEDが使用されているのを見て、アートもまた(音楽と同様に)テクノロジーの発展に影響を受けるのだなーと改めて思いました。

■Death Clock

なんだか腑に落ちない。
同じデジタルカウンターの意匠を使用するなら「0」は使ったら駄目なんじゃないか?と思ってしまうのですが・・・。
他の作品群では「永遠に変化し続けるもの」の象徴として使用されているのに、これでは単に(文字通り)カウンターではないですか。
どうなんすかね・・・・。
作品が表している意味は他の作品と並べてもおかしくないんですが・・・・。


■全体

・宮島さんってコンセプチュアルに見えて、じつは結構ノリというか、思いつきでやってるのかも!
・全体的に明快でわかり易い。それはすごく良いことだと思うし、それが人気の理由でもあるのだと思います。
・作品の量が少ない気が。もっとヴォリュームを期待してました。
・なんだかんだでとても良かった。
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080101@青森県立美術館

元旦。

そういえば、朝はいい天気でした。



八戸から電車で小一時間。青森へ。
そこからさらにバスで20分程。

青森県立美術館へ。



青森の方が八戸より雪が深い。
妻に無理矢理看板まで歩かせる。



美しい建築。
雪の白と空の青に映える。



奈良美智さんの「あおもり犬」。
正月から撮影OKに。
雪が積もっていて、なんかしんどそう。



日が落ちると外壁に光るネオン。
まさに青森。



帰る頃にはすっかり天気が悪くなってあられに降られる。
となりのトトロ的。

--

メモ。

奈良美智+青木淳 
糸井重里+青木淳 

space for your future@東京都現代美術館

これです。

タナカノリユキのエリカ様100変化が面白かった。人は見た目で全然印象が変わってしまう、というのがよくわかる。それにしてもこれ100種類も作るの大変だっただろうなーとそのプロ根性に恐れ入る。

他にも印象に残ったのは手間をかけた(と思われる)もの達でした。

昨年の同じ時期、同じ場所で大竹伸朗展を見に行った時、その圧倒的な情報量の多さにインパクトを受けて以来、ある程度過剰な、エネルギーを多く含んだものに興味があるようです。

--

全体のコンセプトをしっかり頭に入れてみないと、ちょっと分からない展示だったかもしれません。

僕は帰ってきてサイトを見直して、ああそっか、と後から納得したりしました。

--

アートだけでなく、建築、ファッション、デザインなどジャンルを横断してひとつのものを多面的に見せよう、というコンセプトは、「skin + bones」に近いものがありますが、あっちのほうが分かり易かったですね。

でも試みとしては間違ってない、気がします。

「多様性」というのは現代の重要なキーワードだと思います。
(それが美術館でどのように提示されるべきか、という議論はさておき)

--

常設展も見る。

行くまで忘れてたけど、そういえば、今MOTには・・・、



これがあるんだった!!!!!!

岡本太郎の「明日の神話」。

昨年、汐留でもそうだったけど、改めて観ても寒気がする。禍々しい。
過剰、とか、エネルギーとか、そういえばこの人がいましたね・・。



実は近くでみると、絵の具が盛り上がっている。


LIFE@icc

右揃えが見にくかったのと、youtubeのリンクがはみ出してるのが気に入らなかったので、
ちょっと見た目変えました。
以前の記事の改行位置がおかしくなったけど・・。

--

式から一週間。
ひっさびさに休日らしい休日でした。

割と早起きして、妹夫婦とともに初台のICCへ。



ずっと前からICCには行ってみたかった。
新しいテクノロジーを使った、新しい形のアート作品多数。
「未来」な感じがして単純に楽しい。

お目当ては、坂本龍一と高谷史郎の「LIFE - fluid, invisible, inaudible ...

霧を発生させた水槽に、上から映像を投射。スピーカーからは坂本龍一の音楽。
オペラ「LIFE」の映像、音を使っているらしい。



こんな感じで下から見る。

水槽のスクリーンが結構面白い。
レイヤーが重なり合って厚みのある映像。
音楽も同時多発的にいろいろずれて聴こえてくるのだけど、
重なってもヘンじゃない。結構工夫しているのかもしれない。

内容はちょっとよくわからない。テキストが英語とフランス語だったりして。
分かるとか分からないとかじゃなく、単に映像が綺麗、とかで捉えればいいのかもね。

まあ、とにかく、すごくリラックスできる。
リラックスしすぎて床で寝てしまう・・・。
これで500円。安すぎる。

続く。

070506@Dia:beacon.

つづき。

元工場ということで、とにかく広い。
その広さ、空間を贅沢に使用した作品の数々。
じっくり見てたら、時間足りなかった。

いくつか印象に残っているものを。

・Fred Sandback

床と天井の間にピーンと張られた糸。
ただそれだけ。
それだけなのに、圧倒的な非日常間。
線を引いて境界を作る、っていうのは、それだけで少し神聖な感じがしますね。

・Louise Bourgeois

六本木ヒルズのエントランス前に巨大なクモのオブジェがありますね?
あれを作成した方です。なんと今年で96歳。
diaにもたくさんのスカルプチャーが。
クモは一見おどろおどろしいけど、彼女の視点では、
(彼女の嫌いな)蚊を食べてくれて、
きれい好きで、理性的で、忍耐強い、のだそうです。

・Walter De Maria
地中美術館でも堪能しましたが、
diaではその広いスペースに、金属で出来た正円、正方形をいくつも並べて展示。
この人は、僕の印象では宇宙の法則みたいなのを、
目に見える形で表現してるように思います。
科学者みたい。

・河原温
日本代表。「Today」シリーズ。
(その絵を制作した年月日のみが描かれた絵のシリーズ。)
これはもう40年ぐらいやってるんですね。
そう思うと、深い味わいがあります。

・Bruce Nauman
ネオンを使ったメッセージ性の強いアート、という印象がありましたが、
diaには他にも映像ものや、パフォーマンスアート的なものもあり。
いろいろやってんすね・・。

・Richard Serra
momaにもあったんだけど、これ圧倒的だったなー。
妻は息苦しそうでしたが。
中に入って、床に座り、しばし瞑想する。

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