水戸芸術館。
宮島達男さんの「Art in you」という展覧会に行ってきました。
会期終了直前、ということで相当の混雑を予想していたのですが、案外少ない人の入り。
うーん。みんなあんまり知らないのかな?
それとも水戸だから、だろうか。(確かに電車で行くのは大変。)
まぁいいや。
いくつか思ったこと。
■Death of Time
カウンターが途切れて闇になっている箇所も、近づいてよく見るとちゃんとカウンターが。
「消えている」ということに意味があるなんて!
■HOTO
命の輝き、みたいなものを「大きさ」で表現するのは難しいですね。
もっと大きいだろう、なんて思ってしまいます。
でも全体的にはあの無骨なフォルムとか悪くないです。
カウンターが規則的に並んでいる、っていうのも新しい気がします。
また、ちょっと関係ない話だけど、青や白のLEDが使用されているのを見て、アートもまた(音楽と同様に)テクノロジーの発展に影響を受けるのだなーと改めて思いました。
■Death Clock
なんだか腑に落ちない。
同じデジタルカウンターの意匠を使用するなら「0」は使ったら駄目なんじゃないか?と思ってしまうのですが・・・。
他の作品群では「永遠に変化し続けるもの」の象徴として使用されているのに、これでは単に(文字通り)カウンターではないですか。
どうなんすかね・・・・。
作品が表している意味は他の作品と並べてもおかしくないんですが・・・・。
■全体
・宮島さんってコンセプチュアルに見えて、じつは結構ノリというか、思いつきでやってるのかも!
・全体的に明快でわかり易い。それはすごく良いことだと思うし、それが人気の理由でもあるのだと思います。
・作品の量が少ない気が。もっとヴォリュームを期待してました。
・なんだかんだでとても良かった。
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