つづき。
元工場ということで、とにかく広い。
その広さ、空間を贅沢に使用した作品の数々。
じっくり見てたら、時間足りなかった。
いくつか印象に残っているものを。
・Fred Sandback
床と天井の間にピーンと張られた糸。
ただそれだけ。
それだけなのに、圧倒的な非日常間。
線を引いて境界を作る、っていうのは、それだけで少し神聖な感じがしますね。
・Louise Bourgeois
六本木ヒルズのエントランス前に巨大なクモのオブジェがありますね?
あれを作成した方です。なんと今年で96歳。
diaにもたくさんのスカルプチャーが。
クモは一見おどろおどろしいけど、彼女の視点では、
(彼女の嫌いな)蚊を食べてくれて、
きれい好きで、理性的で、忍耐強い、のだそうです。
・Walter De Maria
地中美術館でも堪能しましたが、
diaではその広いスペースに、金属で出来た正円、正方形をいくつも並べて展示。
この人は、僕の印象では宇宙の法則みたいなのを、
目に見える形で表現してるように思います。
科学者みたい。
・河原温
日本代表。「Today」シリーズ。
(その絵を制作した年月日のみが描かれた絵のシリーズ。)
これはもう40年ぐらいやってるんですね。
そう思うと、深い味わいがあります。
・Bruce Nauman
ネオンを使ったメッセージ性の強いアート、という印象がありましたが、
diaには他にも映像ものや、パフォーマンスアート的なものもあり。
いろいろやってんすね・・。
・Richard Serra
momaにもあったんだけど、これ圧倒的だったなー。
妻は息苦しそうでしたが。
中に入って、床に座り、しばし瞑想する。
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