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Gimme chocolate!! - BABYMETAL

babymetalさんの勢いが凄いです。

ワールドツアーの動画見ると、ちょっと胸が熱くなります。
ちゃんと演奏してるし(上手い!)、歌ってるしね。
賛否両論、いろいろあると思いますが、とりあえずその辺は置いといて久々に分析。
ちょっとだけですが。



■メタルリフかくあるべし
使用楽器(6弦とか7弦とか)やチューニング(ドロップDとかなんとか)によりますが、とにかくヘヴィにかましたいので、必然的にキーはEmが多くなります。この曲もそうです。
基本は6弦をザクザクやりながら、マイナーペンタトニック+b9,b5等の怪しげなテンションを加えると王道メタルリフになります。EnterSandmanとかね。



まぁそこに「ずっきゅん!」とか入れるあたりが発明ですが。

■サビ
サビもね、ルートはEなんですよ。でもコードはこんな感じ。

| B/E | % | Ab/E | C#m |

最初のコードB/Eとしましたが、ざっくりいうとEM7です。
サビでEメジャーに転調しています。
メロディの最高音が半音ずつ上がっていくのですが、それに合わせてコードも変化していきます。

こう書き直すとわかりやすい。

| E | % | Ab7 | C#m |

割とよくあるでしょ?
AbはC#mへのセカンダリドミナントですね。
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【ひとこと】140409

広告がちょっと邪魔なので・・・ひとこと更新。

ひさびさPC買いました。今日届きます。

斑鳩の空



*元の動画が削除されてしまったようなので、以前のものを探して貼りました。この頃はもう少し人数いるみたいですね。(元の動画では8人での演奏です)

感動しました。
演奏もさることながら、アレンジ大変だっただろうなぁ。
8人しかいないから8人で出来る曲をやる、のではなくて、8人で出来るようになんとか工夫+努力する、という点が素晴らしい。

--

こんなことを思い出す。

僕は小学生の時、地元のサッカーチームに所属していたのですが、新しく来たコーチが凄く厳しい人で、同級生がどんどんやめて行き、ついに練習に10人来るか来ないかぐらいまで減ってしまった。
僕もなんだかついていけずに練習に行かなくなることが多くなった。

ある試合の前日。突然コーチから家に電話が。
どうも試合に人が集まらないらしい。

 最低8人いれば試合は開催できるんだけど、今のところ7人の予定なんだ。
 だから、頼むから明日来てくれないか。


その時どう思ったか、よく覚えてないのですが、とにかく試合には行くことにしました。

当日。
僕を含めてメンバー8人。

4-2-1とかの変則フォーメーション。

相手はもちろん11人。

僕らはもともと大して強くもないチーム。とにかく何もできない。

大量失点して負ける。


対戦相手のベンチに礼をしに行くと、親御さんやコーチ陣が「よくがんばったね!!」と大きな拍手をくれる。

でも、嬉しくなかった。

--

ブラスバンドの彼女たちも、他校の大編成を多少うらやましく思ったのではないかな・・・。

瀧廉太郎がカート・コバーンみたいな件

先日のエントリーで書きそびれた。

「荒城の月」って曲ありますよね。

小学校の音楽の時間に聞いたことあると思うのですが、こんな曲でしたよね。



改めて聞くと、いい曲ですね・・。


ところで、この曲を作曲したのは明治の作曲家、瀧廉太郎ですが、

瀧のオリジナルはメロディが少し違います。

こうです(ちょっとわかりにくいですが)。




どうですか??

はるこうろうの、はなの「え」ん


「え」のところが半音違います。

コードでいうと、

| Dm | Gm A7 |

みたいな進行なんですが、「え」はGmに対して、なんと「G#」の音になっています!!


なんという掟破り。

西洋音楽黎明期にあって、なぜこのようなスケールアウト感を出せたのか、とても気になります。

まだルールを模索している段階だからできたのか、単に間違ったのか、意図的にアウトしたのか。

オペラシティでのコンサートで、瀧版を聞いたとき、雷に打たれたような気持になりました。(ややこしいな)

また、瀧廉太郎は23歳で亡くなっているそうです。

僕の頭の中ではよれよれの服を着て歌う、金髪のあの人のことが思い浮かびました。




カートがあの世で瀧廉太郎に会い、「おいお前、あそこの音やばくねぇか?」などと言ってるところを妄想してみる。


--

ちなみに、現在なじみ深いバージョン(最初に紹介した方)は、こちらも有名、山田耕筰の編曲によるものです。

いやあ、山田さん、思い切りましたね!!
そこ、変えちゃうの??

ちなみに変えた理由は、「逆に日本っぽくないから」みたいです。
ジプシー音楽とかを想像してしまうので、日本からこの曲を輸出していく時にそっちの方がいいだろう、と。

面白いですね。

五線譜に描いた夢

今日、初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催されている、「五線譜に描いた夢 ─ 日本近代音楽の150年」を見てきました。

これがあまりにも凄くて・・。

明治維新から現代までの日本音楽の歴史を沢山の資料とともに手繰る展示なのですが、最初の明治、大正のところでお腹いっぱいになって出てきてしまいました。



バンドで曲を作っていた頃、「オリジナリティ」っていうのが自分の中で大きな問題になっていきました。バンドで演奏しているロックとかはそもそも基本フォーマットが欧米からの借り物です。そのままやっていたらオリジナルな音楽とは感じることができなくて面白くありません。

「オリジナル」って何よ?って突き詰めて考えて行くと、ナショナリティの問題に行き着きます。

自分が「日本人である」ということ自体が差異を生むわけですね。

じゃあ、日本人である、ということを音楽的に落とし込むとしたら、どういうことになるのだろう???



昔、GS(グループサウンズ)のブームが終焉する頃、日本のGSバンドがアメリカの有名な音楽番組に招待されて渡米する機会があったそうです。
彼らは張り切って、「日本的」なアピールをしようと、バンド演奏に「琴」を混ぜて演奏したそうです。

僕はその話を聞いた時に違和感を感じました。

気持ちはわかるのですが、なんとなくやり方が間違っているという気がしました。



この問題はいまだにはっきりしません。

いわゆる「ヨナ抜き音階」を使用すると、和風フレイヴァーが出るのはわかりますが、それが何故なのかは相変わらずわかりません。

YMOは和風含めてオリエンタリズムを強調しましたが、コーネリアスにはそういった要素はありません。(ただ、コーネリアスのあのエディット感は日本的だなぁと感じますが)



明治の初め、西洋音楽の伝来は黒船の軍楽隊とともにあったそうです。

聞き慣れない7音階、真鍮の管楽器などに日本の人達はさぞ驚いたことでしょう。


明治維新とともに音楽教育の西洋化も押し進められていくのですが、それでも唱歌に選ばれたり、作られたりするのは日本的な音階の曲でした。



「君が代」も最初は西洋的な構造を持った曲でした。



しかし、日本の人達には馴染まなかったようで、その後新しく作り直されたのが今の君が代になります。



しばらく考えます・・・・。



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