(いろいろ復習しながら書いたんですけど間違ってたらすみません・・)
ある意味クッキング。
「焼酎作り」にチャレンジ。
・・もちろん、家庭でやったら違法ですが・・・・、
東京農業大学!
醸造科の研究室です!
ここはいろんなお酒の製法なども学ぶらしく、合法的に酒造りができます。
僕が行けなくなったライブのチケットをmixi経由でお譲りした方がここの院生で、味噌やら味醂やら酒等作っている、という話を聞き、お邪魔することに。
で、焼酎作りを体験させてもらいました。
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(初日)
・工程1:酵母菌の培地をつくる
焼酎の原料は米ですが、それを発酵させるのに酵母が必要になります。
その酵母を培養するために栄養素等を混ぜ合わせ培地を作ります。
実験みたい。
三種類の物質を計り、水と混ぜる。
余計な菌が入らないよう、この後高温で殺菌。
・工程2:米の用意
米を洗い、水にしばらく浸けておく。その後蒸し、終わったらある程度冷ましておく。
・工程3:酵母菌を培地に入れる
先ほど作成した培地に酵母菌を加えます。
さらに実験っぽい。
余計な菌が入らないようにバーナーで熱した金属の棒で作業する。
今回酵母菌は二種類登場。
ワイン酵母OC2と泡盛で使われる102号酵母(だったよなぁ・・・)。
・工程4:麹を作る
先ほどの米に「種麹」を加えます。これも菌ですね。
こちらも二種類。白麹と黒麹。前者は焼酎、後者は泡盛で使われるのだそうです。
三角フラスコに入れ、よく振って混ぜる。
37度の保温機に入れる。
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ここまでが初日。
このあと毎日伺うわけにも行かないので、最終工程の手前までお願いすることに。
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・工程5:一次仕込み
多分二日ぐらいしてから、麹に酵母と水を加えます。
これを一次仕込み、というそうです。
「酒母」をつくります。まさに名は体を表す。
この工程で2週間程。
・工程6:二次仕込み
一次もろみに「かけ原料」を加えます。今回は「サツマイモ」。
つまり「芋焼酎」ですね!
ここで「醪(もろみ)」ができます。これはどれぐらいだろう?
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(ここから昨日の出来事)
これが醪です。サツマイモや米が見えますね。
これを蒸留します。
・工程7:蒸留
醪を蒸留機にかけます。
アルコールと水の沸点の違いを利用して、焼酎を取り出します。
完全に実験ですね。懐かしの沸騰石なんかも登場してます。
中央のぐるぐるしたとこを通って焼酎が落ちてきます。
で、このあと
・工程8:精製/熟成
があるんだけど、とりあえず完成!!
においが結構強烈。なんのにおいだろう?
味は焼酎の原液といった感じでガツンときます。
アルコール度数も50度近いとか。
でもおいしい。いろんな自然のうまみが混ざっています。
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その後近くの
馬事公苑へ。
お酒とつまみを持って。
馬を眺めながらしばし歓談。
休日を満喫。
馬に触る。
がっちりしてる。でもかわいい。