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wyzart exhibition 09/02/25

以前webのBGMを担当させていただいたwyzartさんの展示会があり、そこでのBGMを作成致しました。

wyzartさんはとにかくなんか面白いことやろう、と企んでいるお二人なのですが、今回は「アイデアを形にしたもの(Artifactといいます)」4点が展示されました。金属無垢の携帯電話、とかね。

その4点に沿って4曲作成し、それをwyzartのコンセプトでコーティングしたような30分程の楽曲にしました。
実際にオフィスに出向いて、そこで発する音を録音し、それらをちりばめています。
(オフィスにいろんなでかい機材があるんでが、結構いい音するんですよねー・・笑)

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自分のサイトでサンプルを聞けるようにしましたので、よかったらどうぞ。

--

展示の際に流れていた映像がアップされてました。


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ユニコーン シークレットライブ

金沢編終わってないし、その他にもいろいろ書くことあるのですが、とりあえず今日のことを忘れないうちに。

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今日は朝からものすごい雪でした。



集合場所は横浜。
会場がどこか知らされないままそこからバスで移動。(バス40台!)
お客さんは全員チケットを持っていないのですが、バス内で流されたヴィデオで、着席したシートのヘッドレストカバーにチケットがあると明かされる。

急いで確認。



1階ゼロ列1、2番!!!!!!


かと思いましたが、O(オー)列でした。15列目の左端です。ゼロ列なんてないですよね。
でも良さそうな席。幸運続き。


そんなアトラクションもありつつ、高速まで使って走ること小一時間。いったいどこに行くやらとワクワクしつつ、着いたのは「よこすか芸術劇場」でした。

ちゃんと時間帯をずらして集合しているので、寒空の中待たされたりせず、至極スムーズなアクセス。
「タダなんだから多少は我慢してください」的なことが全くなかった。ちょっとしたことですが、この辺のディレクションが完璧でした。

開場まで2時間弱ある便で来た僕たちには、こういうスポットがありますので、時間つぶしていてくださいね、というような周辺地図が配られたり。用意周到です。
凄い寒い、とか、2時間立ちっぱなしとか、結構しんどいの覚悟してたんですけどね。杞憂でした。

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以下ライブについて。

完全にネタバレで書くので、これから行く予定の人は絶対に見ないで下さいね。
楽しみが半減しますよ!


2-5: the magic hour

2-4の続きです。



スタバで結局小一時間休みました。
夜のスケジュールを考えると、ちょっと早いけど夕飯にすべし(昨日は食べ逃したので!)という結論に。

金沢で一回はラーメン食べたい、と思っていくつか下調べしてピックアップしていたのですが、近くの一喜へ。ちょっと時間が早かったからかもしれないけど、客が僕しかいない。またしてもマンツーマン。人の少ない平日を狙ってひとり旅のスケジュールを組んだのは自分ですが、何かにつけてひとりな場面多し。ちょっとさみしい。

食後に歩いて21世紀美術館を再訪。
ちょうど日が暮れる時間帯なので、ジェームス・タレルの部屋に行く。鑑賞者はやはり僕ひとり。



日が暮れるにつれ、色が変化していきます。

同様の部屋は直島と妻有にもあって、両方行ったことがあります(自慢)。作品としては同じものですが、それぞれにサイトスペシフィックな要素はあって、たとえばこれです。



鑑賞者が腰掛けて、寄っかかる部分が赤い石で組まれています。何かに似ていると思いませんか?

これはですね、ひょっとして・・と思い、家帰ってから調べたのですが、金沢城の石垣と同じ石が使用されています

ちょっとしたことですが、説得力が変わりますよね。

--

これまた余談ですが、日が暮れるときの数分間は「ブルーモーメント」と呼ばれ、景色がもっとも美しく見える時間帯として知られています。これはうちの妻が教えてくれました。

こないだ三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」を観たのですが(かなーーーり面白いです!)、マジックアワーというのもブルーモーメントと同じ意味なんですね。映画、写真業界ではそう言うらしいです。

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その後、今度は兼六園再訪。冬のライトアップが行われていたのです。

なんせ今回の日程はこれに合わせましたからね!
照明デザイナーの妻を持つものとしてこれはチェックせねばなるまい、と勝手に使命感を帯びて(こないだも同じこと言ってましたね。笑)行きました。



これがですね、実は午前中に来た時にいろいろ照明機材もチェックして、おおよそ予想がついていたのですが(最近はそういうことができるようになってきました・・・)、基本的には「ただ照らすだけ」でした。

でも十分に綺麗ですけどね。
お客さんも昼間より大勢いて、みなさん「わーきれい!」って喜んでました。

そうなんですよね。
昼間とは違う表情を見せる、というだけで意義があるんですよね。ライトアップって。

2-4: epistaxis

2-3のつづきです。



スリッパを買って店を出た後、夜のチケット(また書きます)を購入するために、香林坊の109に入る。チケットを売っている場所を確認し、向かおうとしたとき、何か鼻に違和感が。すぐに緊急事態だと気づくがまさかと思いつつティッシュを鼻にあてると、案の定鼻血が!

僕は子供の頃しょっちゅう鼻血を出していたので、ソレが来ると感覚でわかるんです。

しかし、最近はご無沙汰(なんか不適切な表現ですね。笑)だったので、ちょっとびっくりする。
しかも若者(というか金沢ギャル)だらけの109で鼻血!

これはいろんな意味でまずい、と思い人気のない階段に避難。座ってしばらくじっとしている。驚くべきことに両方から出てきているじゃありませんか。
そうこうしているうちになんか体調も悪い気がしてきたので、治まりを待ってから近くのスタバで休憩することに。

妻から「どう?楽しんでるー?」というようなメールが届いたので、「スタバでくたばっています。」と返信。

--

ちょっと話それますが、折角なので鼻血の思い出。


中2のとき、学校の行事で群馬の方に1泊の旅行に行ったんです。
その時の夕飯が、確かすき焼きで、テーブルごとにすき焼き鍋が並んでいて、学年で300人ぐらいはいたので食堂はもう熱気がすごかったんですよね。
でもまあ、そんなことは気にせず、とにかくお腹がすいているので目の前のすき焼きに僕は集中していました。

そしたら急に来たんですね。鼻にツーと。あの感覚が。

やばい!と思ってその辺の紙で鼻を押さえてトイレに駆け込みましたが、周りにはばれていたようです。


鼻を押さえつつ帰ってくると、なぜか隣のテーブルのやつらがニヤニヤしながら、

「おまえ、エロいな!」

と唐突に言うので、訳が分からずビックリして、はーー??どういうこと?と聞くと、

「しらばっくれるなよ!お前も聞いてたんだろ?聞いてない振りしてさー・・・・。」

などど言われる始末。「ムッツリだ!」などと言って異常な盛り上がり。


どうも、連中はエッチな話に盛り上がっていたらしいんです。


そこで隣の僕が鼻血!



エッチな話→鼻血ブー、という漫画的展開に僕自身も「そりゃダメだ。」と観念して一緒に盛り上がりました。


--

だめだ。話長くなり過ぎた。笑


つづきはまた。

2-3: phonograph vs vibrational speaker



2-2のつづきです。
金沢編、なかなか終わりませんね・・・。

--

三味線後、しばらく主計町(かずえまち)を歩く。(上の写真)
狭い路地に古いお店が軒を連ねている。いい感じです。風情があります。

その後、金沢蓄音機館へ。



特に蓄音機に興味があったわけではないのですが、実際に音を聴けるイベントをやっている、ということで参加してみました。

指定の時間に行くと、説明のお姉さんと僕ひとり。マンツーマンです。

解説が面白い。
へーっと思いながらメモをとる。蓄音機を発明したのはエジソン、とか、昔のレコードはシェラックという虫からとれた材料でできている、とかね。

で、実際に当時の蓄音機でレコードをかけて音を聴かせてくれるんですが・・・。

これが、なんというか・・・。
言葉に詰まるような・・。

当然、音自体はものすごくローファイで、低域なんてほとんど聞こえないし、楽器の分離も悪いし、ノイズもひどいし、といった感じで現代的な「いい音」からはかけ離れているのですが・・・。


すごく心に響くんですよ。
なんとも。


もう、びっくりしてしまいました。


マンツーマンなのをいいことに、「すみません!」と手を上げてお姉さんの解説をさえぎり、「今かかっているレコードも当時のものなのですか?」「これは何処の国の音楽ですが?」などと質問すると、お姉さんはかなり焦った様子で、


「えええーーーと、これは、えー、イギリスですね?(笑顔)イギリスです!」

へーそうなんですかー。(うーーん、でもエジソンってアメリカ人じゃなかったっけ?と思いつつ)

「いや、アメリカです!失礼しました。アメリカです!(ひきつった笑顔)」

ああそうですよね?(ひきつった笑顔)


といったぎこちないコミュニケーションで、無駄にお姉さんにプレッシャーを与えてしまう。


その後お客さんが何人か来て、多少リラックスしたのか、お姉さんは僕に、

「先ほどから熱心にメモをとられていますが、学生さんですか?笑」

などと言ってました。いやー、学生には見えないと思うんだけどなぁ・・・。

--

次に向かったのはコニーズ・アイというオシャレ雑貨/インテリア/カフェです。

ここの2階がギャラリーになっていて、「演奏家のいない演奏会」というのをやっていました。



こんな感じ。

奥に置いてある木の筒みたいなのが、エムズシステムの波動スピーカー。

筒の左右から音が出るのですが、定位がはっきりせず、包み込むようなサウンド。これは結構不思議で面白い。
これ自体が楽器です、という売りなのですが、確かに木の鳴りがしてそれ自体が震えるようなサウンドでした。

先ほどの蓄音機との対比で言えば、ハイファイで、広がりがあって、締まりのある低域から伸びのある広域まで出る、豊かでいい音です。

でもね。
でもなんか物足りないんです。

さっきの蓄音機の感動はいずこへ、といった感じ。
どうしても比較してしまうんです。


なんかしらのメタファーっぽくなっちゃいますが、

技術の進歩とともに、私たちが失ったものは何でしょう?




おみやげにスリッパ買いました。

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