2-4の続きです。
スタバで結局小一時間休みました。
夜のスケジュールを考えると、ちょっと早いけど夕飯にすべし(
昨日は食べ逃したので!)という結論に。
金沢で一回はラーメン食べたい、と思っていくつか下調べしてピックアップしていたのですが、近くの
一喜へ。ちょっと時間が早かったからかもしれないけど、客が僕しかいない。またしてもマンツーマン。人の少ない平日を狙ってひとり旅のスケジュールを組んだのは自分ですが、何かにつけてひとりな場面多し。ちょっとさみしい。
食後に歩いて21世紀美術館を再訪。
ちょうど日が暮れる時間帯なので、ジェームス・タレルの部屋に行く。鑑賞者はやはり僕ひとり。
日が暮れるにつれ、色が変化していきます。
同様の部屋は直島と妻有にもあって、両方行ったことがあります(自慢)。作品としては同じものですが、それぞれにサイトスペシフィックな要素はあって、たとえばこれです。
鑑賞者が腰掛けて、寄っかかる部分が赤い石で組まれています。何かに似ていると思いませんか?
これはですね、ひょっとして・・と思い、家帰ってから調べたのですが、
金沢城の石垣と同じ石が使用されています。
ちょっとしたことですが、説得力が変わりますよね。
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これまた余談ですが、日が暮れるときの数分間は「ブルーモーメント」と呼ばれ、景色がもっとも美しく見える時間帯として知られています。これはうちの妻が教えてくれました。
こないだ三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」を観たのですが(かなーーーり面白いです!)、マジックアワーというのもブルーモーメントと同じ意味なんですね。映画、写真業界ではそう言うらしいです。
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その後、今度は兼六園再訪。
冬のライトアップが行われていたのです。
なんせ今回の日程はこれに合わせましたからね!
照明デザイナーの妻を持つものとしてこれはチェックせねばなるまい、と勝手に使命感を帯びて(こないだも同じこと言ってましたね。笑)行きました。
これがですね、実は午前中に来た時にいろいろ照明機材もチェックして、おおよそ予想がついていたのですが(最近はそういうことができるようになってきました・・・)、基本的には「ただ照らすだけ」でした。
でも十分に綺麗ですけどね。
お客さんも昼間より大勢いて、みなさん「わーきれい!」って喜んでました。
そうなんですよね。
昼間とは違う表情を見せる、というだけで意義があるんですよね。ライトアップって。
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