ユニコーン シークレットライブ

金沢編終わってないし、その他にもいろいろ書くことあるのですが、とりあえず今日のことを忘れないうちに。

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今日は朝からものすごい雪でした。



集合場所は横浜。
会場がどこか知らされないままそこからバスで移動。（バス40台！）
お客さんは全員チケットを持っていないのですが、バス内で流されたヴィデオで、着席したシートのヘッドレストカバーにチケットがあると明かされる。

急いで確認。



１階ゼロ列１、２番！！！！！！


かと思いましたが、O（オー）列でした。15列目の左端です。ゼロ列なんてないですよね。
でも良さそうな席。幸運続き。


そんなアトラクションもありつつ、高速まで使って走ること小一時間。いったいどこに行くやらとワクワクしつつ、着いたのは「よこすか芸術劇場」でした。

ちゃんと時間帯をずらして集合しているので、寒空の中待たされたりせず、至極スムーズなアクセス。
「タダなんだから多少は我慢してください」的なことが全くなかった。ちょっとしたことですが、この辺のディレクションが完璧でした。

開場まで２時間弱ある便で来た僕たちには、こういうスポットがありますので、時間つぶしていてくださいね、というような周辺地図が配られたり。用意周到です。
凄い寒い、とか、２時間立ちっぱなしとか、結構しんどいの覚悟してたんですけどね。杞憂でした。

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以下ライブについて。

完全にネタバレで書くので、これから行く予定の人は絶対に見ないで下さいね。
楽しみが半減しますよ！

最初の曲は「ひまわり」。

大きくユニコーンのマークの入った真っ赤な緞帳に、後ろから光をあてられたメンバーのシルエットが映る。
もうこの時点で信じられない気分に。
ユニコーンがあの幕の向こうにいて、音を鳴らしている！

イントロのドラムが入った瞬間に緞帳が落ちて、メンバー登場！
もう会場は大変なことに。

メンバーの皆さん、気合いが入ってるのがわかる。川西さんが感極まったかのように両手でクラッシュシンバルを思いっきり鳴らす姿にウルッときてしまう。


２曲目は「スカイハイ」

つまり新しいアルバムの１、２曲目をそのままやったのですね。
あくまで俺達は「再結成」じゃねぇんだと。今でも新しいことを追求する現役のバンドなんだと。
そういう主張を感じ、さすがユニコーン。カッコいいなんて思ってたら・・・


３曲目「おかしな二人」

旧曲は何をやるのか、勝手に想像してたのですが、「おかしな二人」はイントロがめんどくさいので絶対にわざわざやらないだろう、と思っていたら！まさかまさかの！

この辺りですでに、興奮のあまり、僕はわけの分からないことになってました。が、そこはミュージシャン。ちょっと演奏がモタり気味なのが気になる。さすがにあのテンポは厳しいのだろうか・・・。


ここでMCして、次が「ボルボレロ」だったかな？
EBIさんハンドマイクで歌。民生さんがベース。阿部さんがガットギター。
こういうフレキシブルなところもユニコーン。

次、EBIさんとテッシーが舞台で顔を見合わせてると思ったら、「ペケペケ」！！
「あ、すーきなことー」の「あ、すー」に合わせて「明日」の文字がスクリーンに大写しに。笑
PVのネタですよね？スタッフの皆さんと一緒になってネタを考えてる姿が目に浮かぶ。


ああもうだめだ。キリがない。笑


だいたい覚えてる順でその後のセットです。

素浪人ファーストアウト（これも完全に予想外！）
キミトデカケタ（民生さんドラム）
ロック幸せ
オッサンマーチ
PTA ~光のネットワーク~（EBIさんと川西さんのラップ、民生さんのドアップ（超ウケる）あり）
AUTUMN LEAVES
デーゲーム
最後の日
WAO! （サビのテッシーがものすごいフィーチャリング）
BLACKTIGER
R&R IS NO DEAD
サラウンド
大迷惑（特効の花火が大音量）
ヒゲとボイン
車も電話もないけれど
HELLO

en1
人生は上々だ（間にCSA改めSMA）
en2
すばらしい日々

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といった感じでした。

僕にとってユニコーンはビートルズみたいなもんで、でもライブを見たことがなかったので、「大迷惑」「ヒゲとボイン」「すばらしい日々」などの名曲群を生で聴けて、それはそれは感激したのですが、それより何より、1,2曲目、及び本編最後が示すように、今のユニコーンで勝負してるという感じが凄く伝わって、特に最後の「HELLO」は充実した素晴らしい演奏でした。

単にバンドのアンサンブル力を比較したら、最新の民生バンド（小原礼さんなんかのいる編成）の方がテクもグルーブも経験も音色も一枚上だと思うんですが、でも！５人が揃うと圧倒的に「バンド」の佇まいで、そこが何より感動しました。テッシー、阿部さんは黒子的に、リズム隊のお二人はよりバンドマンに、そして民生さんは日本で屈指のヴォーカリストにと、16年間、それぞれが頑張ってきたことが反映された、新しいユニコーンを観た気がします。