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TOWER



ラーメンズの公演「TOWER」に行ってきました。

以前、KKPの「TRIUMPH」に行ったことがあるので、小林さんは生で見たことあるのですが、生片桐仁は初めてでした。

特にアナウンス等なく、すーっと暗転し、舞台に照明が当たると、いつのまにやらお二人がスタンバっている。あれもう?なんて心の準備のないまま始まったのですが、二人ともしばらく黙ったままピクリともしない。
この場の緊張感が凄くて、一気に舞台モードに引き込まれる。

そこからはもう、ただただ最高。
ひたすら楽しませてもらいました。

ラストで(この段落、ちょっとネタバレしますよ)、登場人物達が階段を上っていくシーンが印象的でした。
昔小林さんがインタビューで「人の死とか、そういうネガティブな要素はネタにしない。」というようなことを言っていたのですが、それをちょっと踏み越えた表現。
勝手な解釈で言うと、舞台はあくまで非日常であり、そこに召還された様々なキャラクター達が終幕で天に帰って行く。そして観客である我々もまた、この舞台が終わればそれぞれの日常に戻って行く・・・。
そんな印象を受けて、ちょっと感慨深いものがありました。

前回「TEXT」のラストも叙情的で、とても印象深く、僕は好きなのですが、こういうところになんとか新しいラーメンズを見せようと苦闘を続ける小林さんの姿が思い浮かぶようです。

なんせ、17回もやってるんですね。
ずーっと、基本の枠組(セットとか小道具とか衣装とか)は一緒でしょう?もう様式美みたいになってますよね。

定型ができるといつまでも飽きずに楽しみ易い反面、マンネリに陥る可能性もあります。

いまのところそれは感じないですね。
むしろ、もっとできるだろう、という意欲のようなものを感じます。
次回も期待。

あ、生片桐仁はすごかったです。
数々の舞台でもまれてきたんだなーと思わされます。滑舌もいいし、声もでかいし、表情もわかりやすい。

あと、上の写真は折り込みに入っていたフライヤーですが、超凝ってます。
ちゃんとタワー型だし。こういうとこ、常にぬかりないですよね。
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Japanphil



日本フィルハーモニー交響楽団第611回定期演奏会、に行きました。
ちょっとあこがれのサントリーホールです。お初。

こないだの「サイレントシネマ」もそうだったのですが、これも抽選で当選しました!
最近なんかよく当たるなー・・。宝くじでも買った方がいいかもなー・・。

<曲目>
チャイコフスキー :組曲第4番 ト長調 op.61 「モーツァルティアーナ」
モーツァルト :ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K216
プロコフィエフ :交響曲第2番 ニ短調 op.40

指揮 アレクサンドル・ラザレフ

出演 ニコラ・ベネデッティ(Vn)

--

抽選で当たる席だから、あまり期待してなかったんですが、2階の真っ正面でとても見易く、よく見たらS席だった!すごい。とてもラッキーな気分。

音に定評のあるこのホール。クラシックの音響についてはよくわかりませんが、低域から高域までバランスよく、暖かみのある音、といった印象。会場も楽器の一部なのですね。

指揮のラザレフさんは、ときおり観客の方を見たりして、なかなか愛嬌のあるキャラ。指揮棒を使わず(「音楽を感じ取りたいから」だそうです)、大きめのアクションでオケをぐいぐい牽引していく。わかりやすい。
オケもすごい。当たり前ですが、上手い。

途中ヴァイオリン協奏曲で、ニコラ・ベネデッティさん登場。写真で見てモデルみたいだなー、と思ってたら、実物はもっと美しかった。長身で立ち姿もかっこいい。

こんな感じです。



協奏曲が終わった後、アンコールに答えてソロで一曲やったのですが、これが凄かった。本領発揮って感じでした。

この日のメイン、プロコフィエフは「鉄と鋼でできた」交響曲という名の通り、不穏な不協和音が全編鳴り響き、ザクザクと縦に輪切りにしたようなビート(?)が大音響で繰り広げられました。
これは凄かった。
クラシックでも耳がびりびりすることってあるんですね。

最後、もう一曲アンコールに答える。
曲の最後の方で、指揮台を降り、下手方向に小走りになりながら、ジャン!と締める。
遊び心もある巨匠でした。

silent cinema + pipe organ



行く先々にペットショップがあると、寄らずにはいられません。

--

昨日、横浜のみなとみらいホールにて「サイレントシネマ+パイプオルガン」というイベントを観てきました。最近一緒に活動してるりつを君と一緒です。

これはサイレント映画に即興で音楽をつける、というものです。
もともと音が入ってないですからね。
みなとみらいホールには「ルーシー」という立派なパイプオルガンがあり、ピーター・クラジンスキーさんという方が演奏されていました。

映画はまず、小津安二郎の「大学は出たけれど」という短編。
もう80年も前の作品です!

とはいえ、内容は昨今の不況に照らし合わせたような、なかなか就職できない青年の話。

短いけれどよくまとまっていて、ところどころ笑えるとこなんかもあります。
また、映像がもう消えかかっているというか、かなりぼやっとしているのですが、それがかえって良かった。

--

二本目「肉体と悪魔」。これまた80年ぐらい前のサイレント作品。こちらは約一時間半。

内容がおっかなくてねー。
あ、いや、ホラーとかそういうんじゃないですよ。
主演の女優が「悪魔」的で。笑
夫がいるのに浮気、決闘で夫が負けて未亡人。浮気相手がその罪で5年飛ばされている間に、彼の親友と結婚。
そんな彼女の行く末は・・・。

女優さんはグレタ・ガルボというのですが、ご存知ですか?
松任谷由実が作家活動するときのペンネーム「呉田軽穂」というのは、彼女からとったんですね。

それを立くんに教えてあげたら、「それが今日一番びっくりした!」と言ってました。

映画として結構面白かったです。いいもの観た。

--

で、もう一方の主役、即興演奏のオルガンですが、ちゃんとその場の雰囲気や、人物の心情を反映した音楽ですごく自然だったため、映画観てると音聴くの忘れちゃうんですよね。でもそうなるのが正解なんでしょうね。
即興だからといって、アヴァンギャルドな感じではなく、きっちり楽曲を聴かせてました。
相当勉強してないとできない芸当です。

立くんもやりなよ!とけしかけておきました。笑

sky highway



ChesterCopperpotのヴォーカル立くんのソロプロジェクト、
「りつを」にguitar/keybordとして参加しています。
iPhoneも使ったりします。ドラムの矢野くんも一緒です。(3人です)

昨日西川口でライブがありました。
ちょっとだけそのときの模様です。

いやー、やることがいろいろとあって、ちょっと緊張しましたが、楽しめました。
リアクション的にはどうかなー?と思っていたのですが、うちで動画見たら結構良くて、安心しました。

編成は、
keybord3台、サンプラー2台、iPhone1台、ギターとドラムと歌、です。
上の曲で僕(右端)がいじってるのがiPhoneでcosmovoxというテルミン風アプリを使用しています。

--

あと、急遽7月にライブが決定しました。
都内で土曜日ですので、ぜひぜひぜひお越し下さい!

場所は、下北沢CLUB Queです。

7/4 (sat) @ CLUB Que
"Music Shuttles."
with / TIMESLIP-RENDEZVOUS/hello!
OPEN / START 18:30 / 19:00
ADV / DOOR ¥2,300 / ¥2,500 [1D別]
lawson:[72791]、e+ 発売中、店頭 発売中

1Q84

村上春樹さんの新刊「1Q84」は読みましたでしょうか?

主人公天吾の父が「千倉」にある療養所にいるシーンが出てきます。



行っちゃいました。
千倉は京葉道から館山道に入り、ずーっと下っていって房総のほぼ最南端の町です。
(ETCだと1,000円っていうのは、やはりかなり安く感じます。)

写真はさらにその先、房総最南端の野島崎灯台あたりの海です。

いや、土曜日だったんですが、なんか雨が降っていて、ふと雨の海でも見に行くかなーなどと思い立ち、妻にめぼしいカフェなどを調べてもらったら、それがたまたま千倉だったんです。
途中老人向け療養所みたいなものも実際にあり、村上さんもここに来たに違いない、なんて思っているのですが。

その根拠をささえる建物。



「王国」が到来してる!笑
(読んでない方、すみません・・・・)

「潮風王国」という名の道の駅みたいな建物です。なんか嬉しくなっちゃいました。

調べてくれたカフェというのは、素潜りで有名なジャック・マイヨール(館山に別荘を持っていた)がよく来ていたという、ポルトメゾン・ルームスというお店です。



マイヨール氏が好んだという、「カフェオレ・マイヨール」。エスプレッソ+ミルク+はちみつ。結構おいしい。



折角なので、エビフライ。
これがもう身が引き締まっていてぷりぷりしており、さらに口の中に磯の香りが広がって、倒れそうになるぐらいうまい。

カフェの後、先ほどの潮風王国に行き、そして野島崎灯台へ。

灯台に向かうまっすぐな道があって、30メートルほどのちょっとした坂なのですが、歩いていると正面からなにやら小動物が猛スピードで走ってきました。

妻がとっさに動画をとりました。



猫です。
残念ながら横を通り過ぎる所からしか撮れていませんが、それでもスピードは感じると思います。
いやーびっくりした。
何をそんなに急いでるのか?と。津波でも来るのかと思いました。

その後、少し移動して「海岸美術館」へ。



建物が石造りで雰囲気があります。
展示はまあまあですかね・・。でも素敵です。

帰りに「ばんや」に寄り、



折角なので新鮮な寿司をいただくことに。

ネタは大きくて新鮮でおいしいのですが、酢飯がちょっとすっぱいのと、握りがあまりうまくない感じがしたので、ちょっと減点。

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