日本フィルハーモニー交響楽団第611回定期演奏会、に行きました。
ちょっとあこがれの
サントリーホールです。お初。
こないだの「サイレントシネマ」もそうだったのですが、これも抽選で当選しました!
最近なんかよく当たるなー・・。宝くじでも買った方がいいかもなー・・。
<曲目>
チャイコフスキー :組曲第4番 ト長調 op.61 「モーツァルティアーナ」
モーツァルト :ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K216
プロコフィエフ :交響曲第2番 ニ短調 op.40
指揮 アレクサンドル・ラザレフ
出演 ニコラ・ベネデッティ(Vn)
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抽選で当たる席だから、あまり期待してなかったんですが、2階の真っ正面でとても見易く、よく見たらS席だった!すごい。とてもラッキーな気分。
音に定評のあるこのホール。クラシックの音響についてはよくわかりませんが、低域から高域までバランスよく、暖かみのある音、といった印象。会場も楽器の一部なのですね。
指揮のラザレフさんは、ときおり観客の方を見たりして、なかなか愛嬌のあるキャラ。指揮棒を使わず(「音楽を感じ取りたいから」だそうです)、大きめのアクションでオケをぐいぐい牽引していく。わかりやすい。
オケもすごい。当たり前ですが、上手い。
途中ヴァイオリン協奏曲で、ニコラ・ベネデッティさん登場。写真で見てモデルみたいだなー、と思ってたら、実物はもっと美しかった。長身で立ち姿もかっこいい。
こんな感じです。
協奏曲が終わった後、アンコールに答えてソロで一曲やったのですが、これが凄かった。本領発揮って感じでした。
この日のメイン、プロコフィエフは「鉄と鋼でできた」交響曲という名の通り、不穏な不協和音が全編鳴り響き、ザクザクと縦に輪切りにしたようなビート(?)が大音響で繰り広げられました。
これは凄かった。
クラシックでも耳がびりびりすることってあるんですね。
最後、もう一曲アンコールに答える。
曲の最後の方で、指揮台を降り、下手方向に小走りになりながら、ジャン!と締める。
遊び心もある巨匠でした。
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