2-6のつづき。いまさらですが、金沢編最終日です。
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三日目は金沢からJR七尾線にのり、宇野気(うのけ)へ。
駅から15分ぐらい歩かされ(というか急いだのでちょっと走ったりして)、
西田幾多郎記念哲学館へ。
そもそも、この辺で面白い建築を探していたら、安藤忠雄さん設計のこれがあり、たまたま朝9時から座禅体験をやっていたので、急いで来たわけです。
こんな感じの専用座布団に座る。参加者は50人程。週末の早朝だというのに結構な賑わい。年配の男性が多い。
とある会社役員の方が講師として参加していて、この方の指示のもと進んでいく。
あらかじめ座禅の方法が書かれた紙が配られていて、それをざっと説明したかと思ったら、「では始めます。」と言っておもむろに座禅開始。えっ?と思いつつなんとなく瞑想に入る。このケアのない感じ、
三味線体験を思い出す。
ひさびさの座禅。生涯3度目。
なかなか集中できない。
とにかく、呼吸に集中し、頭の中を空にしないといけないのですが、これが全然できない。
すぐに余計なことを考えてしまう。
いかに、普段雑念だらけで暮らしてるか!ってことを思い知らされる。
こうなると苦しい。
ひたすら我慢。
時間が長く感じる。
格闘を続けているうちにタイムアップ。ほっとする。
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その後少し講義。
座禅を続けているとセロトニンが出る、という話が面白い。
(これもうちょっと調べます)
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折角来たので、館内も見学。
哲学館では、古今東西の思想/哲学に触れながら、西田幾多郎の業績を学ぶことが出来ます。
割とハイテクで、
3Dゴーグルで「人生とは」「愛とは」等の映像が観れます。
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建築は、哲学館ということで、移動の箇所を多くし、歩きながらいろいろと思いを馳せるようなつくりになっています。
また、小高い丘の上にあるので、正面には大階段が。
(おそらく)哲学談義に花を咲かせる老人と青年。座禅の出席者だと思われます。
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というわけで、金沢編はこれにて終了です。
また別の季節に訪れてみたいですねー。
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