この日は二本目のライブ。
なんか病院でのアートイベントで、
サイレントディスコ形式で屋上で演奏する、という。
面白そう。しかし屋上かー。ビートルズみたいだねーなどと余裕を見せていたら、
高っ!
あれの屋上??ちょっと高すぎじゃない!?なんて言ってたら、
そこではなく、その下の低い建物(三階建て)の屋上でした。
ホッとするが、柵も何もないので結構怖い。ギターソロでエキサイトして下に飛び込みかねないので今から自制する。
日本以外で病院って初めて来ましたが、スイスの病院のエントランスはこんな感じです。
ホテルかよ!
プールとかついてます。普通にカフェがあってみんな外で何か飲みながら談笑してます。先生もいれば看護士さんもいるし、点滴ぶら下げた患者さんもいるようです。
あと、ビックリしたのは、エントランスの前に喫煙所があることでした。
スイスって喫煙人口多いんだよね。駅のホームで普通に吸ってる。
いやーそれにしても、いい天気ではあるが、
暑い!!!!
昼1時の集合だったのですが、屋上はさらに焼けるような暑さ。汗だくになる。機材が冗談抜きで燃えるんじゃないかと心配する。
サイレントディスコ形式、ということで全員ラインで音を出して、ヘッドホンでモニターする。
こういうワイヤレスのやつ。
ちなみに、リハはこんな感じ。
端から見てると面白い。
リハを終え、開始まで随分時間があるので、みんなでÜetlibergという近くの山へ。
電車で10分ぐらい行ってから、しばらく歩く。
日差しは相変わらずだけど、木陰になっているので助かる。路面は歩きやすい。
10分ほど歩いて頂上に。
おー。
チューリッヒを一望できる。風が気持ちいい。
さらに展望台にも登る。
いやー、気持ちいい。
降りてから、「Top of Zürich」の看板を出しているレストランにて休憩。
レモンのシャーベット。当然ながらうまい。リフレッシュ。
来た道を歩いて戻り、また駅から電車に乗って病院へ戻る。車内で寝てしまう。どうも自分が思っているよりずっと疲れているようだ。
食事を頂く。
鶏肉(たぶん)とアスパラのクリーム煮?をパイで包んだもの。おいしい。パイはいらないような気もする。
病院のエントランスになにやらチューブがのびている。
これは後から来るお客さんが自由にドリンクを飲むためのものらしい。
もうすぐ出番。病院なので当然楽屋などなく、どこかの物置のような部屋を使わせてもらう。
ロッカーを角において、簡易更衣室を作るMimiさん。
陽も傾いて来て、ようやくライブ開始。
ヘッドホンだし、お客さんが目の前にいないし(下にいる)、なんかライブやっている感じがしない。なんか淡々と進行してしまう。ヘッドホンのモニタ具合がよくなくて、ドラムが入ってくるとギターが聞こえにくくなる。それでも頑張って演奏。下にいた人達はそれなりに楽しんでくれていたようだ。
ちなみにライブはこんな感じ。
リハとあんまり変わりませんね!
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終わったらもう日が暮れてました。
下に降りて来て、ビールとかワインとかアイス(!)とか飲みつつ、しばらくのんびりする。上のステージではDJ二人がまわしていて、本来のサイレントディスコ状態に。僕もヘッドホンを借りる。マイケルの「Don't stop till you get enough」でテンションがあがる。
もう夜10時を過ぎた頃だろうか。
そろそろ終了の時間だが、どうもTimさんは
EXILに行ってライブ見るらしい。タフだなーと思いつつ、それって見た方がいいのかな?とオスカー(よく見に来てくれる若者)に聞くと、「もう絶対見た方がいいよ。」と真顔で言うので、んじゃ僕も行くか、とついていくことに。
Saalschutzザ・エレクトロといった感じ。かっこいい。
何かドイツ語とかフランス語とか英語とか混じっているらしい。
聞き慣れた感じの音楽が違う言語で歌われてると、ちょっと刺激的で面白い。それはスイス人のTim and Puma Mimiに対する気持ちと同じだろう。
いやしかし、長い一日だった。
疲れた。Timさんちでバッタリ就寝。
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