朝食。
近くにスーパーがあるので、全部そこで買ってきたものです。
Timさんちで頂いていたものをイメージしたスイスな朝食気取りなんだけど、
パンがなんかパサパサしてる。あとチーズがなんかイメージと違う。
やはり素人が適当に選んではいけないようだ。
(パンもチーズも凄いたくさんの種類があるんです)
この日は一日オフ。
午前中のうちにブログなど書いて、昼から出かける。
まずチューリッヒ中央駅に行き、旅行者用半額カードを買う。99フランで、スイスの鉄道とかがだいたい半額に。もっと早く買っておけば良かった。
ちなみにスイスの鉄道はかなり高いです。
例えばチューリッヒから約一時間で行ける駅の料金は、
バーゼル :31CHF(スイスフラン)
ベルン :46CHF
ルツェルン:23CHF
1フランはだいたい90円ぐらいで計算してください。ね、びっくりでしょう?
1stと2ndがあって、2ndの料金です。1stはもちろんもっとする。
ちなみに同じぐらいの距離なのになぜこの三カ所で値段が違うか、Timさんに聞いてみたところ、どうも「頻度」の問題らしい。チューリッヒとベルンっていうのは頻繁に往復する乗降客が多いので高い、と。へぇーーー。
なので、99フラン払っても半額カードを手に入れた方がお得なのです。
スイスに行く方はお忘れなく。(ただ、旅行者向けのお得カードは他にもいっぱいあるので、プランに合わせて選んでください。僕は去年はユーレイルパスというのを日本で買っていきました。)
駅の構内に市場!
普通に野菜など売っている。おいしそう。
駅から少し歩く。
パラデプラッツというところにあるギャラリー、
galerie gmurzynskaに行く。
なんとザハ・ハディドがキュレーターになり、
シュプレマティスムの絵画と自分の作品(模型?)を展示。
確かに、言われてみればザハの作風に見られる抽象性はシュプレマティスム的ではある。絵画は平面ですが、それをよっこらしょ、っと立体に持ち上げたら、確かにあんな感じになるかもしれない、などと思う。
ギャラリーを出て、しばしチューリッヒ市内を歩く。
去年も来たけど、
また来てみた。シャガールのステンドグラスは相変わらず素敵でした。
ツアーガイドさんが教会の前にいたのですが、
セグウェイ!
なるほど。こういう使い方はいいかもしれない。
次に
migros museumに。
場所はどこかと思いつつ歩いていくと、おっと、去年来た
Kunsthalle Zürichと同じビルじゃん。
折角なので両方拝見。
これはkunsthalleの方にあったROSEMARIE TROCKELさんの作品。
ただ一色で塗りつぶされているように見えますが、これ全部ウールの毛糸です。
migrosの方は写真NGだったのですが、日本の方の作品なんかも。結構面白かった。
レーベンブロイの元工場を再利用した美術館/ギャラリーでした。
夜はまたRote Fabrikに行き、ワールドカップ観戦。
スペイン対ドイツの準決勝。
絶好調といった感じで、イングランドもアルゼンチンも圧倒したドイツに対し、優勝候補筆頭ながらなかなか本調子にならないスペイン。予想は難しいけど、僕はドイツが勝つのではないかと思っていた。ところがどっこい。この日のスペインは、今まではいったい何だったの?というもの凄いサッカーでドイツをまったく寄せ付けない。あんなにサクサクとボールをまわしていたドイツの攻撃陣が噛み合ない。中盤ですぐに奪われるケースが目立つ。それでも粘るドイツ守備陣。スペインは隙あらばディフェンスラインの裏にパスを通そうとする。危険なシーンが何度か。これは一方的な試合になりそうだ、と思ったら結局1-0でスペイン。
帰り道、クラクションをプププー!!!と鳴らし、何事か叫びながら走る車多数。
勝利に喜ぶスペインサポーターだと思うけど、ヨーロッパに来たなーと意外なところで実感する。
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