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テルマエ・ロマエ / 宇宙兄弟



原作マンガもの2作観ました。

テルマエ・ロマエ

ルシウスの役を阿部寛さんが演じる、と聞いた時点でこれ絶対面白い、と思ったんですが、「外国人役を日本人が演じる」不自然さが気になるかな、と思ってました。
でも実際そんなことなかったです。不自然と言えば不自然だけど、アリかナシかでいえば全然アリ。監督さんは「のだめ」映画版(未見)も監督された方なので、その辺慣れてたのかな、と思いました。タイムスリップの演出も笑えるし、原作の名場面は映像になってより面白く(ルシウスが銭湯でフルーツ牛乳を飲むシーンなど)。また、オムニバスだった原作を、映画オリジナルのキャラクター(上戸彩さんによる漫画家志望の『山越真実』!(なんせ原作者はヤマザキマリさんなんで))がうまくひとつなぎのストーリーにまとめています。その辺も含めてうまいな、と思いました。面白かったです。

ちなみに、上の写真は映画館でもらった「特別編」です。阿部さんとルシウスが共演している読み切りあり。

宇宙兄弟

最初の方に出てくる、宇宙開拓史をprimal screamの"Rocks"に合わせて紹介するところがとてもカッコ良く、心配していたムッタ役の小栗さんは、予想よりずっとムッタっぽく。本物のJAXA、NASAの映像に心躍り、打ち上げシーンの迫力に「映画館に見に来て良かった。」と思う。

そんな感じで、割と楽しめたんですが、最後の部分。

ヒビトが事故からギリギリで生還するシーンは原作ではひとつのクライマックスでした。宇宙飛行士達が宇宙飛行士らしく、最後まで生の望みを捨てなかった結果としての生還劇に感動したのですが、映画では単に「気持ち」みたいなとこでなんとかしてしまっていて、かつちゃんとその辺を描いてすらいなくて、いきなり未来の話になり、兄弟がロケットに乗り込むシーンになってしまう。

これにはとてもがっかりした。

製作途中で誰かが仕事を放り出したんだと思った。

原作を読んでる人は皆、この話の最終的なクライマックスが「兄弟がともに宇宙に行くシーン」になるだろう、と思ってるわけで、作中の兄弟がそれを夢見ているのと同様、読者もそのシーンを夢見ているはずです。それに向かって少しずつムッタが近づいていく様子を一緒に楽しんでいるところに、いきなり冷や水を浴びせられた気分です。えーー、それ見せちゃうの!!!と、開いた口が塞がらないままエンドロールになりました。コールドプレイがしらじらしく聞こえた。

今考えると、まぁ映画的には最後兄弟が宇宙に行くシーンにしないと終われないのかな、とも思いましたが、それにしても「そりゃないよ」な気分です。



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