アニメ「宇宙兄弟」の主題歌。ユニコーンです。
ちょっと気になったんで。コード拾ってみました。
intro
| A7 riff | % | % | % | % | % | F#m | D ||
A
| A | % | C#7 | % | F#m | % | % | % |
| F | % | G | % || A7 riff | % | % | % ||
B
| F | % | D7 | % | Bsus | % | B | % ||
C
| E | % | Am/E | % | E | % | Am/E | % |
| E | E/D | C | % | Am | % || E | % | % | A | E ||
■分析
<intro>
ギターリフのパターンがタタタン、タタタンなのに、ドラムの3拍目スネアが8分前にずれているため、リフもタタタン、タタン、に聞こえる。なかなかトリッキー。AのパワーコードにGをからめる王道リフのようでいて一工夫。
<A>
6小節目「空気が読めない」のところが面白い。普通に聞いているとコードが進行しそうなところでコードが進行してない。F#mキープ。おしゃれ。
あと歌詞の方で「読む空気がない」はうまい。さすがだなと。
ここまでKey=A。
<B>
FもD7もkey=Aのダイアトニックコードではないので、調性的に不安定になってきたところに突き刺すようなBsus-Bの展開。このBを利用してサビから転調。
<C>
ここは一応key=E。
サビの基本になっている、EとAmの繰り返しは「すばらしい日々」と同じですね(メロディもかなり似ている。ただルートがEをキープしているのが相違点。違いを出そうと意識したのかもしれません)。ちなみにKey=EでのAmは機能的には【サブドミナントマイナー】に分類されます。Emから借用してきてるので、メジャーとマイナーが交互にあらわれるような浮遊間のある進行です。阿部さんは
サビで無重量っぽくなる感じを狙った、と言っていたので狙い通りですね)
で、最後そのままEで終わるんですよね。
アニメ主題歌としてしか聞いてないので、このあと展開がどうなるかわからないのですが、元のキーにどうやって戻るのか、は気になるところです。
そのうちリリースあるのかな?
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