ICC「
ライト・[イン]サイト」
僕らは当たり前のように、「私が見ているものと同じものを、あなたも見ている」と思いがちだが、実は視覚だって人それぞれ差異があるので、そうとは限らないのだ。
なんてことを思い出す。
どれもこれも面白かったです。
常設展「
OPEN SPACE 2008」にも寄る。
「
VP3L」が3Dになってパワーアップしてた。眼鏡をかけて体験。世界が簡単にぐるぐると回りだす。
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同じオペラシティ内「
蜷川実花展 ー地上の花、天上の色ー」にも立ち寄る。
色鮮やかな花や金魚の写真のヴィヴィッドさにクラクラし、境界の曖昧さに融けてしまいそうな感覚。独特の世界に魅入ってしまう。
が、なにか拭えない違和感。
途中、芸能人などのポートレートがずらっと並んだセクションでそれは決定的に。
とにかく、嘘くさいのだ。
つくりもののイメージ。
やりすぎなギャル感(もともとそういうの好きじゃない)と相まって、嫌悪感すら感じる。
ところが、次のセクション。
「花」の写真が並んでいる。
また?と思いつつよく見ると、それは造花でした。
そう、「つくりもの」なのだ。
なんだか見透かされた気がしました。
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別フロアで開催されていた「ましもゆき」さんの展示がすごーく面白かった。
若冲とかと地続きの漫画的現代アート。
すげぇ画力。あと構成力。
シャープだし。ビシッときた。
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青山に行き、財布を買う。
これ。(下の方にでてきます。)
僕が買ったのは白ですけどね。最高。
小さくて、使いやすい。
お金を使うのが楽しくなる一品(おっとっと・・)。
ギャルソンは結構年配の方が普通にスタッフとして働いていて、なんかさすがだと思わされる。
対応してくださった方も年配の女性だったのだけど、すごく気さくでいい感じ。
意外ですよね。
結構賑わってますね?と言うと、声をひそめて「クリスマスですから」とのこと。
「これぐらいは入ってもらわないと。ふふふ。」なんて。
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紀伊国屋跡地(あの中田のカフェがあったとこ)に新しいビルが!
いつのまに!と妻と二人驚く。照明がとてもいい感じで、妻が悔しがってました。
「
AO」だそうです。
今度はちゃんと永続的に使用するんですよね?
もう、簡単に壊して、作って、っていうのはやめてほしいですよね。
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