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who watches the watchmen?



ららぽーと横浜に行きました。

豊洲のららぽーとにもあるのですが、ここにもオルガンがあります。
しかも、なんとマイセンが作成した白磁器のカリヨン(演奏用の鐘)とセットになっています。

ぶら下がっているのがカリヨン。横にあるのがパイプですね。
(さらにその横にあるのがタイムドメイン社のスピーカー「Yoshii9」。)

2段に別れている鍵盤の上がカリヨン、下がオルガン。

鍵盤の数とカリヨンの数が合わないんですよねぇ・・・。仕組みはどうなってるのやら。


音は・・・・、うーん、よくわかりません。

なんせ騒音が大き過ぎる。
もうちょっと静かなところで聴きたい・・。
こういう場所にシンボルとして置いて、いろんな人に聴いてもらう機会があるというのはいいんですけどね・・。

--

ついでに映画。

何を観るか決めてなかったのですが、なんとなく「ウォッチメン」を観ました。


アメコミヒーローもの?自体ちょっと苦手で、「なんだよそれ!」「今の笑うとこ?」などと突っ込みをいれつつの2時間半。長い。
無駄に描写がエグい。人がバンバン殺されるし、血や肉がガンガン飛び散ってく。
設定をちゃんと受け入れて観ないとしんどい。

冒頭は見事だったなー。
平面を立体的に組み合わせるアニメ的手法を使って、今までアメリカで起きた諸事件(ケネディ暗殺とか)の裏にじつはウォッチメンが関わっている、というのを見せる。と同時にイントロダクションもしっかり説明。

ロールシャッハが手記を読み上げる、という手法で全体をダレないよう要所で区切る。
上映時間が長いなーとは思ったのですが、長さ自体が苦痛になるようなことはなかった。

で、肝心のストーリーですが、これはよくできてましたねー。
ウォッチメンはコスチュームに身を包んでいるけど一般人なんです。
でも、一人だけ実験のミスで超人になってるキャラがいるんですね。
彼は一人超越していて、「神」のような振る舞いを見せます。

で、名前が「Dr.マンハッタン」。
まぁ、これを連想させますよね。

彼が最後に下す決断に考えさせられます。
(またそれに対するロールシャッハの行動にも。)

村上龍の「半島を出よ」を思い出したなー。
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segwayer

NHKスペシャルの「病の起源 アレルギー」で、

・アレルギー対策に「エンドトキシン」が効く
・エンドトキシンは牛の糞に多く含まれている
・人が将来アレルギーを発症するかどうかは、1歳までの生活環境に大きく左右される

ということらしく、妹夫婦、姪、妻の父、妻と私で、



成田ゆめ牧場」に行きました。
牛かわいい。

でもこないだ「ファーストフードネイション」観たばかりでね・・・。屠殺シーンを思い出す。(映画はかなり面白いですよ。おすすめです。)

--

この牧場はいろいろアトラクションがあるのだけど、なんつっても、



セグウェイ!!!

これに乗れます。(要事前予約)



というわけで当然、



乗りました。


体重移動だけで進む、というのはなんとなく知っていたけど、これがなんとも不思議で楽しい。
漕いだり、ペダルを踏んだり、歩いたり、といったフィジカルな要素なしで乗り物が意のままになる、というのは、ちょっとサイバーパンク的というか。

まぁ、しかし、なんとも中途半端な乗り物ですね。

スピードがあまり出ない。
電気で走るからエコ、と言ってるけど、それなら自転車の方がエコ。
高い。(お値段はこちら
公道で走れない(日本)。

でも確かにゴルフ場なんかではいいかもしれないですね。
あと、巨大ショッピングモールとか。排ガス出ないから屋内でもOK。


ただ、なんか発想がねー・・・。

WALL・Eで宇宙船に乗ってる堕落した地球人達を思い出します。

hiroshimaを想う

Chim↑Pom展『広島!

vacant

広島の原爆ドーム上空に、小型飛行機で「ピカッ」という文字を描き、大問題→謝罪会見→展覧会中止、に追い込まれたチン↑ポムさん達の、その時展示予定だった作品2点を見てきました。

(騒動についてはいろんな所に書いてありますので、興味のある方は調べてみて下さい。)

--

例の新聞に載った写真を初めて見た時、僕がまず感じたのは嫌悪感でした。
こいつら、ふざけんな、と。
やっていいことと悪いことがあるだろう!と当たり前のことを思いました。

それと同時に、どうしようもなく彼らに興味が湧きました。
僕は彼らの作品を見たことがなかったので、過去の作品を検索してみると、まぁなんともふざけている、が、相当面白い。

youtubeのインタビューを見るとよくわかるのですが、作品を知らない良識のある大人なら「なんだよこいつら」と眉をひそめたくなるような連中です。



でも、こんな一見チャラい、普通の若者がアートを指向し、世の中をかき回すような作品を作っている、というのも事実です。
なんとなく沈滞ムードの世の中を変えていくのは、彼らのような異分子かもしれない、と俄然応援したくなりました。


が、広島の件は別です。

あの写真は作品ではなく、完成形は映像らしいので、それを観るまでは判断は保留としました。

--

前置きが長くなりました。

そんな経緯があって、展覧会に足を運んだわけです。
実際に観ないと何も言えんという思いがありました。

で、実際に観ました。

スクリーンには大きく原爆ドームが映っていて、その前を小学生の集団が楽しそうに横切っていきます。
空はこれ以上ないぐらいの快晴。

そこに小型飛行機が飛んできて、空に文字を描いていきます。

まず「ピ」の丸から。
綺麗にマルを描きます。(相当な飛行技術!と違う所で感心)

続いて「ヒ」の残りを。すこしずつ、慎重に描かれているようです。


この先、何が描かれるか、僕は知っているので、少し胸が苦しい。


青空に、飛行機が飛んできて、原爆を落としていく。
その様子を真下から直接観た人は、全員死んだはずだ。

つまり、原爆がどのように落ちてきて炸裂したのかは、誰にもわからないので想像するしかない。


それを、いやがおうにも、つきつける。


ところが、


ピカッの「ッ」が描かれる頃には、「ピ」の字はもう消えかかっていた。


なんということだろう。

そう、僕らがどんなに頑張ってリアルに原爆のことを想っても、吹けば飛ぶような、その程度のリアリティなのだ。


僕は、なんだか、何も言えなくなってしまった。

一体どうなってるんダ・ヴィンチ

すさまじい。



噂になっているのは知っていたけど、なんとなく見て見ぬふりでやりすごしてきたRADWIMPSですが、これはもうとんでもない。

世の中に対する憤りを進化論や輪廻転生や神を巻き込んでぐっちゃぐちゃにしつつ、よくわからないまま感情だけ爆発させて・・・・・最後ガっ!と締める。

間奏最後のケイオスな感じもすごい。もうなんか針が振り切れてる。

--

pv自体もそうとうカッコいい。

永戸鉄也さんと掛川康典さんというお二人によるものらしいです。

公開CM批評 090312

広告批評のファイナルイベント、クリエイティブ・シンポシオンに行きました。

初日の公開CM批評。
天野祐吉さん(広告批評主宰)がオススメのTVCMを、資生堂、NIKE、ソフトバンクモバイルの3社に絞って紹介してくれました。

天野さんは広告に関わってるからか、すごくわかり易く、親しみ易い話し方でした。ものを書くときは文体に気を配る、とおっしゃっていましたが、ブログ読むとよくわかります(上のリンク)。
「それぞれの批評を掘り起こすのが、1つの批評の仕事。」だそうです。なるほど。


■資生堂

・「化粧」というフィクションを成立させるにはディテールが大事。
確かに。これは教訓ですね・・。ちょっとしたことで、台無しになることってよくありますよね。

・CMはブランドのイメージをストックする。
これは資生堂に限らないのですが、資生堂は戦前、山名文夫さんが作ったイメージをベースに、ずーっと積み重ねをしてきている、というのがCMを見ているとわかります。これも本当に大事ですよね。


■NIKE

・人間の身体の持つ「言葉」の豊かさ、「スポーツの空気*」の映像化
スポーツ選手の動き、身体そのもの、は語らずとも雄弁だなーと見ているだけで思わされる説得力。

*「ああ、スポーツの空気だ。」伊勢丹?土屋耕一さんによるコピー。

あと、とにかくどれもこれもアイデアが素晴らしい。
ちょっと紹介。



これ改めて見ても本当に最高。楽しいですよね。
空港職員に追いかけられる、っていうシチュエーションがうまい。そしてそれでも楽しそうなのがブラジルっぽくていい(ドイツ代表では成り立たないですよね。笑)。ボール一つあればフットボールはどこでもできる、っていう、ブラジルのストリート気質が代表選手にもちゃんと残っているんでしょうね。あとオチが最高です。サッカー(イコール人生)の本質を見事に表現してます。ガッカリする子供達に共感してしまう。そこが凄い。


■ソフトバンクモバイル

お父さんが犬な例のシリーズです。

・案外、家族ってこういうものでは?
「ホワイト家族」等、家族向けサービスをアピールするのに、ホームドラマ仕立てにすること自体はよくあるけれど、お兄さんが黒人、お父さんが犬、というシュールな設定で違いを見せる。
しかし、単にシュールなだけでなく、例えば世の中のお父さんって犬のように怒られたり、ちょっと肩身が狭かったり、でも吠えたりしてるので、案外リアリティを感じる。

・ただ奇をてらわない
つまり、ヘンなことをするのにもちゃんと理由が必要、という話でした。



最後のセリフを終わりまで言わせてもらえない。笑
そのへんもお父さんの悲しさ、というか。

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