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organon

09/01/17
アーレントオルガン ランチタイムコンサート@日本大学カザルスホール

出演者:
水野 均(オルガン)
浅井 愛(リコーダー)



初めて行きましたが、美しいホールですねぇ。

ステージ後方にどかっと鎮座しているのが「アーレントオルガン」。アーレントさんが作ったパイプオルガン、のことらしいです。ステージ上にあるのは「ポジティフ・オルガン」。
(上記カザルスホールのリンク先に詳しく書いてあります。)

以前、東京カテドラルで聞いたパイプオルガンは、音と音の境界が滲んでホールに溶けていくような、不思議な(そして厳粛な)サウンドだったのですが、ここはもうちょっとブライトでクリアな音。(それはオルガンの特性ではなくてホールの音響によるものが大きいのかもしれません。)

オルガンには「ストップ」というスイッチが、鍵盤の左右にずらりと並んでいるのですが、これで音色を変えるのですね。いかにもオルガンという音から、金管/木管楽器に近い音まで出していて、ああこれは当時のシンセサイザーなのだなーと思いました。鳥の声だって出るしね。

共演が「リコーダー」とあって、リコーダー?と思っていたのですが、これがすごい。かなり細かいパッセージを吹きまくる。自分でも久しぶりに吹きたくなる。

ただ、オルガンと合奏している時、少しチューニングがおかしいような気がして、でもこういうものなのかな?と思っていたのですが、後で調べたらオルガンの調律って平均律じゃないんですね。確かにリコーダーがそれに合わせるのは難しそう・・。
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曽我部恵一@cafe stand 090118



幸運なことに、曽我部さんのソロライブを見ることが出来ました。

(当日の模様はこちらで紹介されています。)


僕は特に熱心なサニーデイのファンだったわけでもなく、ソロになってからの多彩な活動もほとんど追えていないので、こじんまりとしたカフェに集まる、おそらく熱心なファンのみなさん5-60人に囲まれ、少し恐縮。

曽我部さん登場。
場が少し緊張するのがわかる。なんせ距離が近いのだ。
語らずとも、必然的にコミュニケーションが発生する感じ。

集中力の要する静かな曲から始まるが、会場にいた赤ちゃんがしゃべりだしたり、なんかのベルがなって「UFO?笑」なんてことになったりで、徐々にほぐれていく会場。

長渕や尾崎を引き合いに出して、俺も『人間力』がほしい、と冗談っぽくおっしゃっていましたが、なんのなんの。まさに人間力を感じるライブ。「うた」の力を再認識。

おそらくコード進行は昔より今のほうがシンプルになっているし、GとかCとか、弾き易く、ギターで弾いていい感じのキーが多かったように思うのですが、大事なことはそういうことじゃないのだ、と思わされる。

--

いつのまにか、会場の窓ガラスが熱気で曇っていた。
それに写る信号や車のライトがちょっとしたスポットライトのように瞬いていた。

しかもここは西千葉。
大学時代のことなどを思い出し、感傷的な気分で駅前やそこから延びる街路に思いを馳せる。

本編最後の「愛のかけら」で、
「愛のかけらが降ってる」というようなリフレインがあり、この街にそんなかけらのようなものが振り注ぐ様をイメージしていると、徐々に歌とギターのヴォリュームが下がっていき、それと入れ替わるように街の音が聞こえてきて、この小さなカフェと外の世界が徐々に混ざっていくような感覚になる。

これは密閉したライブハウスなどでは体感できないなー、と思いました。

--

会場限定の「sings」というアルバムを買う。

自宅でレコーダー1つ置いて気ままに好きな歌を録りためていたもの、と聞いて是非聞いてみたくなったのです。

これが実にいい。
とてもリラックスした感じで、自宅のリビングでまったりしたいときにおすすめ。

ストゥージーズやミスフィッツといったバンドが入っているのも意外ですが、それらがまた弾き語りでいい感じ。

--

それを聞いて、僕たち夫婦もやろう!と盛り上がり、1曲やってみました。
妻はパンクバンドが大好きなので、彼女に思い入れのある曲を選んでもらいました。

fastbacks 「gone to the moon」




サブポップのバンドなんですね。
かなり面白い曲。すっかり好きになってしまいました。

原曲はこれです。


090101 aomori-hachinohe

妻の実家に帰省。

上野から新幹線で八戸。
さらに乗り換えて青森。



結構雪が積もっていた。天気は悪くない。

実家は八戸なのですが、その前に青森で少しだけ観光しに来たのです。


青森駅にて。



なんかおかしい。ロゴがshellぽい。
ここです。ほたて情報がものすごく充実してます。しかし、写真がグロい。


青森の人はみんな知ってる、アスパムへ。
正三角形の特徴ある建物です。



パムパム君。
遠くで見るとファミコン風8ビットキャラに見えて、なんで?と思ってたのですが、近づいて納得。タイルでした。


アスパム内で津軽三味線の生演奏を聴く。

独特の音色、フレーズ、リズム。
興味深い。

「アイヤ節は九州から伝わってきたと言われています。」なんていう話も面白い。
こちらに詳しいです。


--


アスパムにいるとき、館内のテレビにニュース速報が。

『八戸市内全域で断水』


折角の帰省中にピンポイントでこういうこと起こるんですねー。
プランの変更も考慮しつつ、実家に電話してもらうと、全然ニュースを知らないらしく、完全に正月気分でのほほんとしているらしい。

まぁ大丈夫なんじゃない?と言い聞かせて次へ。


--


棟方志功記念館へ。




去年青森県立美術館に行った時に棟方さんの映像が流れていて、それが凄く印象的だったんですよね。

その前も大原美術館で見たり、劇団ひとりのドラマを見たりして、ムナタカ熱が高まり、遂に本拠地へ来てしまいました。

文学との関わりを主題に置いた展示をやっていて(正月から開館していてえらい)、ドラマで見た「大和し美し」も。

これが、実に圧倒的で、横長の絵巻に絵と文字が渾然一体となって、なんだかわからないけどとにかくすごい、という状態に。
文字も版画だから、とても読みにくい(というか結構読めない)んだけど、そういう問題じゃない、と思わされる。

作者の意向により、点数抑えめの展示なのですが、中身は充実。江戸川乱歩の挿絵とかね。乱歩読みたくなりました。


--


八戸の実家へ。

親戚の皆さんが集まって宴会中。
水は止まっていない。なんだか拍子抜け。

youtubeで大ジャズリクエスト大会。
叔父達がかなーり詳しくてちょっと嬉しい。盛り上がる。

Shimabuku



表示を変えてみました。
写真も文字も大きく。あとシンプルに。
表示がくずれて見える人は、ブラウザの更新ボタンを押してみて下さい。

--

島袋道浩 展 : 美術の星の人へ@ワタリウム美術館

浮く野菜、と、浮かない野菜、とか、しゃべる段ボールとか。
ちょっとした気づき/発想が面白い。
onionでorionなんてネタっぽいけど、これは作品としてもすごく良かった。


「シマブクのフィッシュ・アンド・チップス」が素敵。

じゃがいもが海の中、一人で魚に会いにいく、というネタ・・・いや失礼。映像詩。
すごく荒い映像とKASSINのギター。
6分程の短い映像なんだけど、見入ってしまう。
ジャガイモがなんか旅をしているように見えてくる。「ファインディング・ニモ」的。
最後、ジャガイモの周りを一匹の魚がグルグルまわっているシーンで終わるのだけど、会話してるように見えて、これが実写かと思うと不思議な気分に。


すごーくおすすめ。
3月までやってます。僕はもう一度行くつもりです。

--

歩く。

青山−表参道−原宿−渋谷。

歩道橋から見た代々木体育館。(上の写真)
改めて見るととても美しい。


渋谷にはそういえば・・・と思い出し、



ありました。3度目。

前回

ものすごい人通りのある所にあるので、なんか心配。
よく見ると痛んでいるようにも見えるし・・・。
まぁでも沢山の人の目に触れるというのはいいことですよね。

daiku

昨年末、初の生「第九」。

東京文化会館

曲目:ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付」 op.125
指揮:カレン・ドゥルガリヤン
演奏:レニングラード国立歌劇場管弦楽団


この公演のチケットは妻からプレゼントでもらいました。
CDも一緒にくれたので、何度も聞いて予習してから行きました。

会場は結構年配の方が多い。
僕らぐらいでもかなり若いほう。
クラシックは割と敷居が低くなってきてはいると思うのですが、なかなか若い人が会場に足を運ぶ、というとこまで来てないのですかね。


クラシックの演奏会体験はラ・フォル・ジュルネ以来の二度目、というド素人な私。
ラフォル〜の時は4公演行って2.5公演ぐらいは寝てしまった、という輝かしい経歴があるので、今回は寝ずに頑張ろうと思う。


開演。

指揮のドゥルガリヤン氏は背筋がピシッとのびていて、美しい。風格を感じる。

プログラムの最初に演奏されたのは、リストの「交響詩『前奏曲』」。

うーーん。ひさびさのオーケストラの響き!
やはり気持ち良い。

気持ちよすぎて、いきなり眠気が襲ってくる。

が、なんとかもちこたえる。


曲が終わって、一旦指揮者が舞台袖にひきあげる。
その後いろいろと準備。ぞろぞろと合唱の皆さんが登場。200人ぐらい?結構大勢。ソリストの4人が入場し、指揮者再登場。歌の皆さんは座って待機。いよいよ。


僕が持っているCDはバーンスタイン指揮のウイーンフィルのやつ、だけなんですが、それよりも若干早めのテンポ。
きびきびとした印象。
弦の音量が小さめ。金管と打楽器が結構でかい。
ハーモニーや流れよりも縦に重みのある感じの演奏。

音源しか知らないので、実際観るといろいろわかって面白い。

ピッコロの女性は第4楽章までずっと待機、なので眠そう。というかちょっと寝てた?
合唱のみなさんもじっと耐える。

僕も眠気をじっと耐える。

が、第2、3楽章あたりでどうしても眠気を押さえられなくなり、少し寝ては起き、を繰り返す。
周りを見渡すと、結構皆さん寝てました。


第4楽章。

演奏開始前からずっと寝てた前の席のおじさんがいつの間にか起きていた。
やはりここは見逃せない、のですね。


今思い出しても鳥肌が立つんだけど、「歓喜の歌」のセクションは凄かった。
ああいう圧倒的な音像ってあまり知らないですね。
(圧倒的な音量、だったらいくらでも体験しているのですが・・)

その時指揮者が左手で、合唱の端から端までをゆっくりと2小節かけて往復させていたのが、なんだか魔法をかけるかのようで、神々しかった。
なんか、思いがあるのでしょうね。


--


終演後。



東京文化会館は1961年に建てられたそうです。
前川國男さん設計。

内壁に取り付けられた木のパネルのかたちが面白い。
音響を考慮してのかたちだと思うのですが。

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