浜離宮の八重桜ライトアップより。
両親と妻の四人でまわりました。
桜の種類って沢山あるのねー。
IOCの人達が来日してたからか、東京タワーはオリンピック向けライトアップでした。
遠い!でも僕のデジカメでは限界です。
オリンピック招致合戦は総合的に東京がリードしているらしいのですが、世論のポイントが一番低いんだそうです。あんまり歓迎ムードじゃないですよね。えーどっちでもいいよー?っていう感じじゃないでしょうか。
安藤忠雄さんが総合プロデュースに関わっていて、「環境五輪」をテーマに様々なプロジェクトを進めているのですが(
これ、共感できたら是非参加して募金して下さい)、そのうち一つの公約が「前回東京五輪の際に作られた建築物の再利用」というのがあります。代々木のあのカッコいい体育館とかね。それらを世界でコンペして計画すると。なんかそれ楽しみじゃないですか?新しく生まれ変わった
駒沢オリンピック公園とか見てみたいですけどね!
・・まぁ、しかしよく考えてみると、メインである競技が見たいんじゃなくて、それに関わる文化的振興が見たいだけなのかもしれないなー・・・。(いや、もちろん競技も見たいですよ!)
ライバルは、シカゴ、マドリード、リオ・デ・ジャネイロ、といずれも強豪ぞろいです。
結果は10/2発表。
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「
スラムドッグ$ミリオネア」を観ました。
ここ数年日本の美術館ではいわゆるBRICs勢の展覧会が沢山行われていて、なんとなく感覚的に新興勢力の経済的状況の上昇に伴う勢いと痛み、みたいなものを同時に感じてはいたのですが、そういうのがついにアメリカ、しかもハリウッドのど真ん中に来て、アカデミーをガンガンかっさらう、というのがまず面白いですね。
実際映画もすごく面白くて、ダニー・ボイル監督がインド映画のテイストを含めて作るとこうなる、という。ボリウッド的群舞のシーン(最高です)とかね。キャストがみんなほとんど無名なのも相まって、なんか凄く新しいものを観た気になります。
音楽も全般的に凄く良かった。
今回のサントラにも参加しているM.I.A.さんのような、独特のオリエンタリズムと最新のビートが組み合わさった映画音楽といった趣(どっかで10年先の音楽!なんていう評判があったけど、それは言い過ぎで、実際は3-4年ぐらい前の音楽です)。
ただ一つ指摘しておきたいのは、監督はイギリス人だし、M.I.A.ちゃんはスリランカ人、ということですね。もちろんインド人スタッフも多数参加しているのですが、そういう外的要因が凄く大きい気がする。「インド発のハリウッドムービー!」とかじゃないんです。これがインド映画だったらね、もっと強烈なインパクト(か無視されるか)だったと思うんです。
だから、インド国内ではこの映画の評判は必ずしもよくないみたいで、「搾取」みたいに言われることもあるようです。
なにはともあれ、この流れはしばらく続きそうですね。これがグローバリゼーションですかね?