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カズーの吹き方



ちょっと録音で使おうと思って買ったカズーがあるんですが、いざ使おうと思って箱から取り出すと、どちらを口にくわえるのかよくわからない。なんとなく細い方を口にくわえて歌ってみるが、スー、という情けない息漏れの音しか出ない。箱に書いてある「Ages 3+」(対象年齢三歳以上)のマークが明らかに僕をバカにしていた。

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ここ一月のいろいろ。映画編。

トイレット

ひとつひとつのエピソードがすごくいいんですよね。タバコのシーンとか、演奏会のとことか。兄弟それぞれのストーリーも一捻りあって面白い。長男よかったなー。スカートを縫う事によって再生していくんだよね。
あと、相変わらず料理がおいしそうなのですが、今回はひかえめな登場かつ重要な役どころを担っています。(餃子ってみんなで作って食べるとおいしいよね)

荻上監督は大学時代の先輩なので、どうしてもひいき目で見てしまうところはありますが、それを差し引いても最高です。テンポもいいし、話は淀みないし、笑えるところは笑えるし(ラストが特に)、すっごい楽しかった。もう一回観てもいいかも。

実は、この映画の音楽を少し手伝った・・・というか、手伝いそうになった、というか、まぁ、ちょっと関われそうだったのですが(初めてスイスに行ったあたり。これで曲作りって言ってるのとか)、結局いろいろあってダメになり、結構ヘコんでいたのでした。僕は映画音楽をやるのが夢なので。

エンドロールで名前が出るのではないか、と緊張してしまった。special thanksのとこで名前を発見。嬉しいのと悔しいのと半々。ちゃんと「音楽」のとこで出るようがんばります。

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悪人

うーーん。これは結構しんどいです。

あ、決してつまらないわけではないですよ。映画としては面白かったです。
その話がね。結構リアルで、こういうことってあるよなー、というしんどさ。

長崎の海沿いに住んでいる清水(妻夫木聡)に、光代(深津絵里)が、「海が見える家なんていいね。」(ちなみに全編九州弁なので、実際の台詞とはちょっと違います)とニコニコしながら言うと、清水は、「目の前が海だと何処にも行けない気持ちになるよ。」って言ったりする。
光代は光代で、ずっと国道沿いを往復してばかりの人生。
そんな中で、出会い系で出会いを求めたくなる気持ちも分かるし、その後破滅しかないと分かっていてもああいう行動にでてしまうのもまたわかる。

深津さんが賞を取りましたが、確かに凄いです。でも妻夫木さんも良かったですよ。最後の表情とか情けなくて超いい。

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ここからDVDです。
なにげに堺雅人ナイト。

ゴールデンスランバー

冒頭シーンの堺さんの中途半端な表情にまず持ってかれる。ああ、この人「なんかトラブルに巻き込まれそうな役者 第一位」だな、と思う。
警察のように見えて警察じゃない組織の奴らの振る舞いがいくらなんでも、って感じでちょっと笑えますが、それ以外はなんとも良く出来たストーリー。きっちり伏線を回収しつつのラスト。結構切ない。「たいへんよくできました」。

ビートルズにかけて四人の話、なんでしょうね。
ビートルズと言えば、ビートルズの楽曲って映画でなかなか使用許可がおりないんですよね。
今回も斉藤和義によるカバーです(これはこれでいいです)。
「I AM SAM」も「アクロス・ザ・ユニバース」も全編カバーでしたよね。(また、それはそれでいいんですが)

ちょっと余談ですが、こんど公開の「ノルウェイの森」では、実際に「ノルウェイの森」の使用許可がおりたそうです。やはりこれは特別な事のよう。こないだ予告編を映画館で観たら、原曲がちゃんと流れてきて感動してしまった。超楽しみ。

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南極料理人

堺雅人ナイト第二夜。

ここでは、「同僚の事故で、不意に南極に派遣になってしまうついてない男 第一位」です。
南極のドームふじ基地(昭和基地からさらに1000km離れていて、昭和基地から20日間かけて雪上車で移動するそうです!)での、ほぼワンシチュエーションドラマ。というわけで、かなり舞台演劇っぽいのですが、監督(当時若干31才)の指示で、濃いメンツが抑制の利いた演技をしていて見応えがあります。実際のエピソードをもとにして作られているらしいのですが、それらがいちいちおかしい。笑えます。男ばっかり集まると、なんか知らないけど脱ぎたがる、とかね。
そんな中、唯一堺さんが演技してもよい、と許可をもらった唐揚げのシーンがあるのですが、これはグっときます。あんまり説明的じゃないのもいいですね。

「かもめ食堂」がヒットした後、なんか癒し系食事もの映画、みたいなのって沢山ありますよね?なんかそういうのがイヤで、これもちょっと敬遠してたのですが、ぜんっぜんそんな映画じゃなかったです。すごく面白い。連休中観るものなかったら是非これを。
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