行ってきました。
宗派を超えて集まったお坊さん達が、最後一同に会して「散華」をしているところ。
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築地本願寺。
とてもいい天気。
予想以上の人出。
本堂でまず、「杜子春」を観る。
劇団の人と、ミュージシャン2名、ダンサー2名、お坊さん(!)によるコラボレート演劇。
お坊さんのラップなんかもある。面白い。
杜子春は昔アニメ映画で観た事あったけど、内容は忘れていて、予習してから行ったんだけど泣かせどころで馬鹿みたいに感激する。まぁ、でもあれで感激しない人はいないよねー。珍しく妻も「泣いた」とか言ってたし。
杜子春役の男性が鼻水流しながら熱演。
異ジャンルのコラボレーションとしては、混ざりが少なくて若干物足りないけど、全体的にはなんか、新しいもの観た感あり。
その後、7宗派の有志が集まっての「東京ボーズコレクション法要」。
ちゃんとコレクション風に花道があって、そこをモデルのように歩く。袈裟が色とりどりで本当に綺麗。
各宗派がそれぞれの「声明」を披露。
それぞれに(音楽的)特徴があって興味深い。
よく知ってる、木魚をポクポクやりながらの呪文みたいなのもあれば、もっと激しい変拍子的なものもあるし、ディープな4つ打ちっぽいのもある。
メロディもそれぞれ違っていて、ずーっと同じ音程のものもあれば、ほとんど歌っているのもある。「さくらさくら」「君が代」のような和音階だったり、よく聴くメジャーペンタトニック的なものもあった。
ルーツは一緒なのにこれだけ枝分かれしてる、っていうのが面白い。ちょっと調べてみたくなる。
最後、一同に会して散華。美しい。
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隣のお堂で小一時間座禅体験。
僕は中学のときに一度やって以来、二度目。
そのときの経験が結構強烈で、是非いつかやりたいと思っていたのが実現。
参加人数が結構多くて驚く。若い人が多い。
30分程話を聞いて、20分程座禅。
・・・うまく集中できない。
呼吸をしながら数をゆっくり数えるのだけど、雑念ばかりが頭に思い浮かぶ。
昔はこんなんじゃなかったのになー、なんて思いつつ、それも雑念なので振り払う。
しばらくして落ち着いてくると、今度は眠くなる・・・。
なんとかこらえたところで終了。あっという間。
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本願寺の敷地内に「カフェ・ド・シンラン」というカフェが臨時でオープンしている。「
ソトコト」というロハスな雑誌がプロデュースしてるらしい。
ロハスな人達がこの催しいに関わっているっていうのが、なんか納得。
本質的に近しいのでしょうね。
杜子春の話自体、そんな感じだし。
「もうお金はいりません!私はただ正直に生きたい!」だったかな?
人と人の「縁」(全体のテーマは「縁起」でした)を大事にし、身の丈にあった暮らしをする、という。
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3人程、お坊さんの話を聴けたのだけど、みんなとても話し上手。内容もわかりやすいし、当然発声もちゃんとしてる。むかーしはお坊さんはちょっとしたエンターテナーだったのかな??
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その後、妻のバンドメンバーのうちへ。
ミーティングにのこのこ手ぶらでついていく。(すいません・・・)
手料理をごちそうに。これがめちゃくちゃ美味かった。
お酒飲んでギター弾いて音楽の話で盛り上がる。
奥様は妊娠8ヶ月ということで、お腹が大きい。
あと2ヶ月程でベイビーが!
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