ついに帰国前日。
ライブ二本目は「
stadtsommer」。
なんとチューリッヒ市主催。
毎日1アーティスト、場所もそれぞれいろいろ。
1時間強のワンマンライブです。
僕らはヘルシンキというクラブの外で。
ステージがついてるトレーラー(ってあるじゃないですか?)でライブ。
リハ中、スモークの直撃を受けるマルセロ。
tim and puma mimiのお二人。
昨日のハンバーグの時とはうってかわって真剣なDJ Beni。
相変わらず長尺なサウンドチェックをこなし、スタートまでしばらく時間をつぶす。
たぶんチューリッヒ市の人だと思うんだけど、おばさんが「あなた日本人?」と聞くので、そうです、と答えると、
「オートモを知ってる?」オートモ?
「日本人のギタリストなんだけど。」ん、オートモってひょっとして
大友さん??yoshihide otomoのこと?
「そうそう!何度もチューリッヒに来てるのよ。」へぇーーーー。やっぱすごいなーーー。でも結構ラウドじゃなかったですか?
「ちょっとね。笑」
日本よりずっと有名っぽいです。さすが。
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それにしても、この夏フェス(と言ってもいいと思います)、市が主催かー。いいなー。
timさんもどっかのアート奨学金みたいなのもらってるし。
自治体が文化をサポートする、っていうのが当たり前のようにあるんですね。
日本は、ほっとんどないものねー。
「国立メディア芸術総合センター」の計画が「税金の無駄使い」ということで消えそうですよね。
漫画やアニメは既に日本を代表する「クール」な文化になってるっていうのに。
まぁでも、確かに、そういうのにお金が回るのは余裕のある時だけで、今みたいに逼迫してるときには難しいか・・・。
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日も暮れた頃、まずDJ timeのスタート。
beniだけステージにあがり、次々プレイ。徐々に集まってくる人々。
ライブ開始。
ステージ上からみてもかなりの人。
こんなにいたみたい。
1000人以上。
当然盛り上がる。
途中の「とおりゃんせ」がグッチャグチャに(笑)なった以外は、結構全体的に良かったのではないかと。トリプルアンコールまでもらう。
終了後は会場の人にビールをおごってもらい、しばし歓談。
お客さんも会場に残ってビール飲んだりしゃべったりしてる。
人がまばらになってから、一人階段に座り、夜空を見上げてみる。
あーもう明日日本に帰るのかー、と思うと、まだ帰りたくないなー、という思いと、早く帰ってラーメン食べたい、という思いが交錯する。
そのままそこで寝てしまう。
後でmimiさんに起こされました。
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